第5話(男性編)本妻一人で夫を幸せに出来ますか?パート2
新婚時代はラヴラヴで絵にかいたようなお似合いのカップルが4~5年
経つと不穏な空気を漂わせはじめやがていつの間にか離婚へとカウントダウン
するようになるケースはとても多い。初めての結婚生活は彼の全ての要求に
答えてあげることに喜びを感じ尽くす姿に自己満足を味わう。
夫の背後に回りコートや背広を着せたり脱がせたり新婚時代は
何となくぎこちなくて腕が引っかかったり背の高い夫が無理な姿勢で
かがまなければならなかったりするものだが、お互い気を使いあうドキドキ感が新鮮でもあり愛し合うゲームのような楽しさがあった筈なのに自然に息が合うようになる頃には夫のポケットに毎朝入っていたアイロンのかかったハンカチは2~3日そのままになったりそのうち子供が生まれてくると子育てに忙しい妻は夫の身の回りの昔は心弾んだ世話が面倒くさいものに変わっていく。
同時に妻の脳内の幸せホルモンが180度回転しイライラの原因と変化してしまう。
新婚時代の甘いホルモンで全身満たされていた女性の体は出産を経験し母となった
途端厳しく現実的な内容に変わってしまうのだ。
女性のシンボルの乳房でさえ夫の唇によって怪しく悶えた効果は何処へやら
今や、赤ちゃんの吸う刺激によって出産で広がった子宮の復古作用に役立っている。愛欲のシンボルは子育てのための尊い存在となって大活躍。
取り残された夫もそれなりに育メンパパとして頑張っていても女性にように
体のホルモンまでガラリと変えられるものではない。新婚時代のあの日の
夢の時代を懐かしんで、つい目の前の夢に手を出してしまうのか?
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