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そろそろこんな話を終わりにしなきゃね。
まだまだ話したりないけど、あんまり長いと君、読めないでしょ?だけどもう少しだけ頑張って読んでほしいな。あと少しだけ。
気付いた時にはもうどうしようもないくらいぐちゃぐちゃだったね。睡眠薬使わないとねれない。味もわかんない。バイトもままならない。少しづつ君が話した僕の事を周りから聞くようになった。きっと僕が言った悪口も君に届いてたのかな。
友達として君の横にはいれない。だって我慢できなくなるもん。
好きが溢れるって言った。わからないって言われた。
ごめん、これに関しては僕もよくわからない
僕の話すことは難しいって言われた。
僕も理解しないで話したりもする。
君に指輪をプレゼントしようとした。
僕ができるのはお金を使うことくらいしか思いつかないから。
君が可愛いってくれた洋服。本当に嬉しくてお気に入りだった。事故ってダメにしたけど。
君がいいねって言ってくれた髪型。嬉しくてもっと伸ばそうって思った。鬱陶しくなって切ったけど。
君とお揃いの指輪。結局渡せたからよかったよ。排水溝に流して捨てたけどね。
少しづつ君が離れて行ったのに気付いた。
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