第三章終了時点 『ガンドライド』編

鬼道きどう殺滅あやめ


年齢:14歳

身長:146cm

体重:40kg

血液型:AB型

誕生日:8月5日

魔法:紅炎

魔剣:レーヴァテイン

属性:火

人間性:不明

髪/目:ショートボブの白髪/赤色の瞳

イメージカラー:赤


 テロ組織『ガンドライド』のリーダー。

 名前は偽名である。通称『アヤメ』。


 一人称は「俺」。精神が壊れており、情緒が不安定。普段は躁状態で、ハイテンションかつエキセントリックな言動を取る。また殺人に強い快楽を見出している。

 だが魔法少女以外の人命を奪うことは良しとせず、仲間への信頼も厚く、誘拐したティアマトの力を使えば人類が滅びる可能性があるために交渉の材料として留めておくなど理性的な一面もあり、真意を読めない人物である。


 とある理由で魔法少女を憎んでおり、全ての魔法少女の絶滅と魔女の復活を計画している。

『HALF』のユウとは浅からぬ縁があり、幼い頃に同じ施設で育った模様。そこである事件が起こり、咲良を酷く憎むようになる。現在の魔法少女のシステムは咲良が考案したものであるため、最終的に魔法少女を根絶させることが咲良の意思を断つことに繋がると考え『ガンドライド』を結成した。


 表では普通の女子中学生として日常を送っているため、彼女の身内では危険な思想を持つテロリストだということに気付いているものは誰もいない。


 魔法は『紅炎』。変身の呪文は「抜刀・レーヴァテイン」。変身コスチュームは白いゴシックドレスに王冠を被り赤いマントを羽織っている。武器は真紅色の大剣。属性は火。

 名前の通り赤い炎を自在に操る。火属性魔法の中でもかなり強大で、一瞬にして周囲を焦土させるほど。制御は出来ていないが、そもそもアヤメ自身が人命を軽んじているため、殺人趣味も相まって自由気ままに振るう恐ろしい力を誇る。






※※※※






神原かんばら樹莉愛じゅりあ


年齢:16歳

身長:158cm

体重:53kg

血液型:B型

誕生日:1月8日

魔法:雷神殺し

魔剣:千鳥

属性:雷

人間性:不明

髪/目:ポニーテールの茶髪/赤黒い瞳

イメージカラー:赤黒


『ガンドライド』の一人でアヤメの側近。通称『ジュリア』。

 アヤメを慕っており、彼女に無礼を働くものは何人たりとも許さない。普段は冷静沈着で無表情。アヤメの手を煩わせた者には容赦なく激情する。その敬愛具合は赤の他人がアヤメの名を口にしただけで琴線に触れるほど。


 普段は生真面目な学生として過ごしており風紀委員長としても活躍しているため、彼女がテロ組織の一員であることに気付いているものは誰もいない。ヒスイと同じ学校に通っているが、お互い魔法少女であることは知らない模様。


『雷神殺し』という魔法を持つ。変身の呪文は「抜刀・千鳥」。変身コスチュームはメイド服。武器は刀。属性は雷。

 赤黒い雷を操る。この雷にはある条件で強力な効果を発揮する模様。


 主力技

・『疾雷しつらい』:電撃を纏い、勢いよく駆け出すことで瞬時に相手との距離を詰める技。

・『迅雷じんらい』:『疾雷』の上位技でより早く相手の元へ迫りくる。その為、相手からは視界から忽然と姿が消えたように映る。この技を利用して一瞬で背後を取り致命を取る目的で使われる。

・『冥雷めいらい』:地面から電撃の柱を打ち上げる技。複数展開することができ、地雷のように運用することができる。











海月くらげ海天使くりおね


年齢:11歳

身長:141cm

体重:35kg

血液型:O型

誕生日:3月22日

魔法:不明

魔獣:不明

属性:水

人間性:不明

髪/目:亜麻色のおかっぱ/群青色の瞳

イメージカラー:群青


『ガンドライド』の一人。通称『クリオネ』。


 まだ小学生であるが人命を軽く見ているなど倫理観が著しく欠けた少女。普段はやる気なさそうにスマホばかり弄っており間延びした口調で話す。だがグロテスクな光景を目にして吐き気を覚えるなど年相応の精神的に未熟な一面も持つ。


 彼女自身は戦闘要員ではないため、ドラゴン討伐作戦に参加しなかった。


 水属性に適正がある。心を読める魔法を持つ模様。武器はテレビのリモコン。











御曹堂おんぞうどう結巴ゆいは


年齢:16歳

身長:157cm

体重:45kg

血液型:A型

誕生日:11月21日

魔法:山颪やまおろし

魔剣:雷霆

属性:雷、風

人間性:3

髪/目:ピンク色のツインテール/黄緑色の瞳

イメージカラー:ピンク


『ガンドライド』の一人。通称『ユイハ』。

 右目に眼帯をつけたパンクな格好の少女。人殺しが趣味であり、過去に三名魔法少女を殺害している。性格に難はあるがアヤメを慕っている模様。


 仲間である銀星インシンを強く嫌っており、ドラゴン討伐作戦では彼女に先を越されることに対し焦りと苛立ちを覚えていた。また、プライドも非常に高く格下と思っていたセンカに技を使ったことで苛立ったり、彼女に敗北した際は激しく動揺していた。


 魔獣化の進行が著しく、情緒が不安定になっている。センカとの戦いで敗北した時は『発作』が起こり、精神的に不安定になっただけでなく、体の一部が魔獣と化した。背中から黄金の毛を生やし掌に口を持つ腕が何本も生え、センカに襲いかかろうとするも彼女がアヤメを想うと同時に精神が安定。魔獣化を抑え、その場から逃亡した。

 詳細は不明だが、魔獣化した時に生えてきた腕を「父さん、母さん、兄さん」と呼んでいる。


 魔法は『山颪』。変身の呪文は『芟刈さんがい・雷霆』。変身の衣装はピンク色のドレス。『雷霆』という魔獣を宿しているが、厳密には『雷霆』という名の魔獣はなく雷と風の魔獣の細胞を移植し、同時に発現させているらしい。

 風と雷を同時に起こし組み合わせる魔法。これにより、雷の加速の性質と風の浮遊の性質を同時に受けることができる。










和泉いずみひばり


年齢:10歳

身長:139cm

体重:34kg

血液型:AB型

誕生日:3月20日

魔法:毒爪

魔獣:不明

属性:水

人間性:7

髪/目:腰まで伸ばした黒髪/薄紫色の瞳

イメージカラー:薄紫


 『ガンドライド』の一員。最年少メンバー。


 無垢な少女そのものの性格だが倫理観は歪んでおり、殺人行為に躊躇がない。「悪は必ず滅ぼさなければいけない」という思想のもと活動をしている。また、幼いながらも勝負を好み相手が手を抜くことには強く不満する。「にひひっ」という笑い声と語尾に「~ァ、~ォ」と伸ばすのが口癖。


 今作戦の目的であったユグドラシルを発見し、側にいたヒメコを殺そうとするも横入りしてきたセナに邪魔をされる。非力であった彼女に容赦なく攻撃し、持ち前の毒で苦しめるもその行為を見たヒメコが変身を決意し、彼女と交戦。本気で迎え撃とうとしないヒメコに飽き、決着をつけようとするも彼女の策略にかかり敗北。拘束され、『連盟』に捕縛された。


 現在は『連盟』から矯正教育を受けている模様。


 魔法は『毒爪』。属性は水。鉤爪のように発達した己の爪を武器にする。

 名前の通り爪から毒が分泌されており、傷口に塗り込むことで毒を回す。魔法の影響により爪が異常に発達し、鉤爪のようになっている。これは魔力を制御しなかったために伸びているため、魔獣化による発達ではない模様。現在は矯正教育と共に魔力を制御する訓練も受けている。

 毒性はかなり強く、かつ遅効性であるため長く苦しみながら息絶えることになる。






※※※※






銀星インシン


年齢:17歳

身長:162cm

体重:56kg

血液型:A型

誕生日:8月19日

魔法:銀星爆発アレイスター・バン

魔獣:不明

属性:火、光

人間性:8

髪/目:銀髪のストレートヘア/オレンジの瞳

イメージカラー:銀・オレンジ


『ガンドライド』の一員。通称『インシン』。


 飄々とした性格で殺人を遊び同然のように考え楽しむ利己主義者。自分が楽しければそれでよいため、仲間からは反感を買われがちだがアヤメは彼女のことを認めていた。同時にプライドも高く、格下に見られたりユウに敗北したことは根に持つなど器が小さい一面もある。また、他人の死は嘲笑う一方で自らが死の危機に瀕した際には命乞いするという人間らしい姿も垣間見せた。


 ドラゴン討伐作戦では『エインヘリャル』の前に現れ、ユグドラシルを守るべく名乗り出たフィヨルギュンと交戦。お互い本気ではなかったものの、『紫天』の彼女と渡り合う力を見せつけた。だが戦闘中にドロシーの手により、転移させられ今度は片腕を失ったユウの前に現れる。直後に駆けつけてきたセナ共々葬り去ろうとしたが、魔獣化が進行し新たな魔法を発現させたユウによって敗北。意識を失っている間にシルヴィアに身柄を手渡された。


 その後、拘束された状態で目を覚ましシルヴィアと交渉。彼女が刺客として用意したリル・ルリの二人に勝利すれば身柄を開放し、敗北すれば仲間に加わるという条件を飲み彼女らと交戦する。


 名前の通り出生地は中国である模様。


 魔法は『銀星爆発アレイスター・バン』。属性は火と光。変身コスチュームは学ラン。特定の武器を持たず素手で戦う。

 拳に光を集約させ、叩きつけた位置に大爆発を起こす魔法。以外にも熱は発生せず、爆炎も殺傷能力は低いが圧倒的な衝撃波を引き起こし周囲を破壊させるのが本命の魔法である。人間相手には粉砕骨折や内出血、脳震盪のうしんとうを引き起こすものの致命傷には至らないが、あえてそれを利用していたぶることを楽しむ目的で使われる残虐的な魔法である。

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