　イタリアにも松が生えてます。イタリアン・ストーン・パインが。

　レスピーギはこれを通して古代ローマに想いを馳せます。

　キラキラです。

　四部構成。全てアタッカ（曲間を空けずに繋げて演奏すること）です。

「ボルゲーゼ荘の松」

　キラッキラです。高音楽器がとっても賑やかに光ります。聞いていると楽しくて、何だか嬉しくなっちゃいます。

「カタコンバ付近の松」

　カタコンベのこと。ローマ帝国初期の、迫害されていたキリスト教徒のお墓。

　比較的穏やかに、祈りが奏でられます。

「ジャニコロの松」

　ピアノとクラリネットの美しいことと言ったら。泣きそう！

　後半は小鳥の声が聞こえてきますよ🐤

「アッピア街道の松」

　序盤の中低音楽器が、実に良い味を出しています。好き。

　最後にはトランペットをはじめ全楽器が徐々に加わっていき、壮麗でキラッキラなクライマックスを迎えます。

　⭐︎☆⭐︎☆⭐︎☆⭐︎

　参考

　レスピーギ「ローマの松」

　https://m.youtube.com/watch?v=vFkqyxy6oUw

　https://www.youtube.com/watch?v=IvgyfqzLC0A

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