祖国の独立を支えたんですって - シベリウス「フィンランディア」 - 10分

 曲はもちろんですが、私の場合、そのエピソードに感銘を受けたので、小さい頃から強く記憶に残っていました。


 シベリウスはフィンランドを代表する作曲家。


 この曲は、ロシア帝国に支配され抑圧されていた母国フィンランドについて、その愛国を歌い、やがて独立運動のシンボルとなったものです。


 中間部の美しいメロディには、後に「フィンランディア讃歌」として歌詞がつけられました。これはフィンランドの第二の国歌とされています。


 おおー、凄い曲なんだなぁ!

 ……と、私が世界史に興味を持った瞬間でした。



 曲の構成としては、緩急がハッキリしていて、とっても楽しいです。

 低音がゴリゴリ鳴ったり、高音が美麗に響いたり、みんなでイケイケドンドンしたり。

 冒頭の重い音は、厳しい冬とロシアの圧政を表します。しかしやがて春が訪れる——困難に打ち勝つ美しき力強さを、ご覧あれ。



 参考

 シベリウス「フィンランディア」

 https://m.youtube.com/watch?v=F5zg_af9b8c


 大盛り上がりの合唱付きジルベスター大晦日コンサート版

 https://m.youtube.com/watch?v=D8DxmUutTgc

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