2018年 11月25日 全日本学生拳法選手権大会 観戦記 V 2.4

@MasatoHiraguri

第1話  はじめに

「故きを温ねて新しきを知る」と言いますが、今回は逆で、最新の日本拳法を見に行ったところ、40年前の私が知っている古き(良き)日本拳法を思い出し、更には400年前に宮本武蔵が提唱した戦いの思想に思いを馳せることができました。


 今年の9月、大阪は中央体育館で行われた日本拳法総合選手権大会(個人戦)。 あまりに会場が広いため、限られた部分しか見ることができない憾み(悔い)があった私は、この全日本学生拳法選手権大会には、新兵器「双眼鏡」持参で乗り込んだのです。


 結果として、観客席から数十メートルも離れた選手たちの試合ぶりはもちろんのこと、応援する人たちの姿まで数メートルの近くで見ることができ、点でしか見れなかったものが面で見れたことで、たいへん充実した観戦となりました。

 開会式から閉会式までの8時間、2回トイレへ行く以外、食事をするのも忘れるほど、試合会場で繰り広げられる熱戦から目が離せません。


 大会は明治大学の7連覇という偉業達成で沸いていましたが、私自身は自分の楽しみ方で、広い空間での数々の熱戦と8時間という中身の濃い時間にどっぷりと浸り、思い出深い一日となりました。


 2018年12月 1日

 平栗雅人

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