血族、赤髪赤眼________
花咲罪歌(森月)
第1話 赤髪赤眼族の話
赤髪赤眼族........今世によりその血筋を持つ者は少なくなり始めている
今世で活躍成す少女2人を抜かしては赤髪赤眼族の血筋を持つ者は皆亡くなり始めているのだ
さて、此処から赤髪赤眼族の今世より前のお話を致そう__
話の舞台は今世より昔、戦国時代よりも、もっと昔である
赤髪赤眼族が出たのは室町以降であった
室町以降に居たのは赤髪赤眼の男だった
その男は男子(おのこ)の頃から人とは違いとある能力を持っていた
そう、此処から赤髪赤眼族の始まりで有ってこの男が赤髪赤眼族の先祖で有った
男は街の皆から遠巻きされて居た
だが男は其れを構いはしなかった
それ故に人々からの目線は冷ややかだった
それも尚男には気になりはしなかった
紙を持ち歩き能力で見えた物を書き集め時には人を助けた
「其処、危ない」
「其処に居ると落ちるよ」
「此方(こっち)危ないよ」
男は街の人に危ない所を避ける様に言っていた
だが街の皆はその男を
「気味が悪い」
「可笑しい」
「気持ち悪い」
そう言っていた
だが1人の女はその男に惹かれた
男もその女に惹かれる様になったのだ
短いがまた次回
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