エンディング
エンディング2:冒険の国へ
地下室を出て、しばらくの間、うす暗い石造りの通路を進んでいったテオは、冒険者の一団と邂逅する。そして、彼らから今テオがいる場所がブルライト地方に位置する“迷宮王国”グランゼールの地下であることを知る。どうやら、転移装置が設置されていた地下室が“魔剣の迷宮”に取り込まれていたらしい。
テオは、冒険者たちの案内で地下迷宮から脱出した。転移装置については、冒険者たちが発見したものとして冒険者ギルドに報告するそうだ。もしかしたら、いつの日かグランゼールとヴァイスシティとの交流が始まるかもしれない。それが幸運なことであるかどうかはともかく……。
テオ、君はヴァイスシティで冒険の目的を果たすことができただろうか?
1.「導入1」から始めた場合
「本当に脱出できたのね」
「ああ、だが終わりじゃない、こっからが始まりだ」
クローバーの2にチェックがあるなら、テオはカリンを見つけて、ともにヴァイスシティから脱出するという目的を果たすことができた!
「…………」
「ラピュサリス……」
ハートの26にチェックがあるなら、見知らぬ街の中、不安そうな顔をしている、ラピュサリスが隣にいる。カリンがいるかどうかにかかわらず、テオはエドワードとメアリーに託されたこの少年が、平穏に生きていけるように守っていこうと心に誓った。
「俺が守るよ、あの街で君を守ってくれてた彼らのように」
「うん、エドワードにメアリーやユイニー、そしてテオ兄さんとカリン姉さん
ありがとう、僕はみんながいてくれて、それだけで幸せだ」
ハートの25にチェックがある場合
「さてと、そうと決まったら、どうやって暮らしていくか決めないと、私はテオと一緒に生きるって決めたもの、これからもよろしくね」
「ああ、そう願ったのは、誰でもない俺だ、よろしく」
「僕もいるよ」
「そうだな! 次なる舞台はグランゼール、嗚呼、この素晴らしき世界、どこまでも雄々しく舞ってやろうじゃぁないかぁ!」
「調子がいいわね、まぁ、それがあんたの良いところか」
「テオ兄さんならどこでだっていけるよ、なんたって傾奇者なんだから!」
カリンはテオと一緒に生きることを希望している。これから、どうすべきか、2人で相談する必要があるだろう。見知らぬ街での暮らしは難しいかもしれないが、ヴァイスシティに比べれば済みやすいに違いない。何をしても生きていけそうだ。あるいは、あの危険極まりない街での経験を生かして、冒険者をしてみるのも面白いかもしれない。そんなことを考えながら、テオたちはグランゼールでの新たな一歩を踏みだしたのだった。
………
……
…
これにて、ヴァイスシティ~悪徳の贄~完結! これで本当のおしまい。
テオの活躍もここでおしまいかな。しっかし、2週目ともなると強い、並みいる敵がばったばった。まあ、ヴァイスシティで出る魔物の最大レベルは7が最大なので。
レベル11は過剰だったんですよね、でも両手利きピアシングが見たかったんだ。
とまぁ、最後の最後、経験点の清算をしたいと思う。本来なら↑☆がない限りしないのが通例だが、クリアおよび今後の使用がないだろうとしての上昇です
最後の成長
☆は66個、そりゃ、最後の資金提供があったからな、エネミーは380。
合計13580、最後の成長には十分と言えるだろう。
フェアリーテイマーを8にこれでレベル9の妖精が呼べるように。さらに言えば魔力撃の攻撃力もアップだ。
そして、セージを7に弱点看破の特技を自動習得。妖精魔法は属性豊富だ。
セージで弱点を抜ければ、魔法攻撃で通常攻撃以上のダメージを狙えるだろう。
ちなみに言語は獣変貌したリカントとも意思疎通ができるようにリカント語の会話。散々読めない言ってた魔動機文明語の会話と読文、更に魔法文明語の読文。
そして、蛮族の情報収集のための汎用蛮族語の会話と読文。ドラゴンと話せるとか面白いと思ったのでドラゴン語。後は初期習得の交易共通語と魔神語、妖精魔法習得で覚える妖精語なんかが使えるようになっている、無学から大分進歩したものだ。
そして、エンハンサーをレベル6に習得はシンプルにダメージをあげるジャイアントアーム、筋力が+12されるのだ。最後の成長は筋力でしたとさ。
いかがだったかな、今回もルールミス、甘い裁定あっただろうが、寛大な心で受け流していただければと、更に言えば今回は高レベルによるパワープレイもあった、ここまで強くするのはおそらく推奨されていない。
まぁ、いいんです、TRPGは楽しんだもん勝ちです。皆様も常識にとらわれず、しかし他人様をご不快になさらないようにTRPGをお楽しみください。
この作品では出てこなかったイベントなどはまだまだヴァイスシティにはある。
テオに続き、自分もこの悪徳の街で冒険したいという方が出てくれれば幸い
さて最後にこのような素晴らしいシナリオ型サプリメントを世に送り出してくださったSNE様に多大な感謝を述べてここでの最後のご挨拶とさせていただきます。
また、いつか、お会いできる日を楽しみにしております、それでは。
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