目覚めたら、ワイトキングになって魔王様の右腕になりました。
幻想花
第1話 ダメな勇者
それは、人選のミスだった。
私は付くべき勇者を見誤ったのだ。
大神官様申し訳ありません。
ただ、ただ懺悔しかない。こんなことなら私は・・・
「僧侶、僧侶なにぼーとっしてるの」
そう、話しかける魔法使い。
教会でミサを終えてパーティメンバーの魔法使い
エイミーが話しかける。
「勇者が魔法ばかりに頼って腕はを磨かない、他のパーティもそうなのかなぁて」
エイミーに同意を求める。
そうなのだ。今の勇者は私の魔法に頼りに戦闘を行ってばかりなのだ。
「そうだよね〜私も筋肉強化魔法を使ってるからねぇ
そう思うよ!」
魔法に頼るのは良いけど、絶対に後からしわ寄せが何処かで発生するはず。
今まで運が良かっただけなのだ。
勇者は魔法に頼って使った後に御礼すら言わない。
本当にダメ勇者なのだ
俺は勇者アギス今日は国王から1人で来いとの通達が来た仲間なんて大っ嫌いだ。
俺は力が弱くとても勇者の素質はない、この身体は呪われているから!誰かに知られる訳には行けない。
相談する相手もいない。
俺は今日も国王の言いなりなるのだから
俺は自分の部屋で小さな杖を使い男の姿になる。
俺は屈辱感に悩まされている。
代々勇者とは男と相場が決まっており、父親が行方不明になり後を継ぐ子がいないための策として性転の杖
を使い俺はモンスターと戦っている。
剣術は型はできているのだが、元々腕力が無いため、
火力不足になってしまう。
魔法使い、僧侶には口には出さないが助かっている、
俺が2人に関わると、国王に目を付けられる可能性があるため、全て冷たい態度を取ってしまう。
俺がどんなに頑張っても国王は目の敵のように、難癖を付け国王の言いなり。
国王の前では元の姿を晒さなければならない。
「ふっひひ、勇者アギス、いやアイギスよお主の父親には、困ったものよのう多額の資金を投入して逃げ出した。それをアイギスお主が払うとはな!」
(もう少しだ!もう少しでこいつを堕とせるふっひひ)
国王はアイギスの美しさに惚れて性転の杖を使わせて周りにわ男に見せている。
しばらく、すると伝兵が謁見の間に尋ねてくる。
「国王様、大臣からの文が届いておりますご確認を」
伝兵は大臣の文を渡し国王が確認したあと退席する。
「あの、国王様。今日はどの様なご命令でしょうか?」
(関係ない彼女達はオレが守らないと)
「アイギスお前のところの僧侶がモンスターを癒して逃したと言う目撃証言が上がっている。市民達から苦情が上がっている勇者アギスと魔法使いと僧侶は逃がしたモンスターをダンジョンで討伐及び僧侶、諸共処刑して来い!」
(もう少しだ!もう少しでこいつを堕とせるふっひひ)
国王はアイギスの美しさに惚れて性転の杖を使わせて周りにわ男に見せている。
しばらく、すると伝兵が謁見の間に尋ねてくる。
「国王様、大臣からの文が届いておりますご確認を」
伝兵は大臣の文を渡し国王が確認したあと退席する。
「あの、国王様。今日はどの様なご命令でしょうか?」
(関係ない彼女達はオレが守らないと)
「アイギスお前のところの僧侶がモンスターを癒して逃したと言う目撃証言が上がっている。市民達から苦情が上がっている勇者アギスと魔法使いと僧侶は逃がしたモンスターをダンジョンで討伐及び僧侶、諸共処刑して来い!」
(ふっひひ、邪魔な僧侶を始末できる。あの方にご報告せねば!)
「そんな!彼女達はオレのパーティメンバーだ濡れ衣です国王様どうにか、考えなおしていただけませんか。」
(モンスターを癒すなんてことする。はずがない!何かの間違いだ)
国王は怒りで顔を赤らめ、鬼の形相でこちらを睨む。
「ならぬ!この書面では最下層で大型モンスターが確認されたこれを討伐し僧侶諸共殺してくるのじゃ、でないと市民の皆に示しがつかんモンスターと手組んでいると思われてしまう状況を確認する為魔法使いに記録の水晶を持たせる」
(ふっひひ。これで新たな報酬が貰える。)
どこまでも慎重に話す国王だが、どうも信用出来ない。
(みんなと一緒に逃亡するか?)
「逃げても無駄じゃぞ!市民の皆の眼がお前たち3人見張っておるからのう。」
とても国王が発言する言葉とは思えない!
冒険者は守るべき市民ではないのか?
「わかりました!お受け致します。必ず大型モンスターを討伐して汚名を晴らします。」
(勝てば !いいんだ濡れ衣を絶対晴らして見せる)
「そうじゃ!アイギスお主にこの盾を授ける。全てを防ぐ盾のなろう。持ち主の想うがまま型を変えるレアな装備じゃ」
(ワシのお気に入りの娘に死なれては困るからのう)
勇者アギスは盾を受け取り謁見の間を後にした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます