タイトル通りタピオカしか愛せない男性のお話。本人らにしてみれば悲劇的なカップルかもしれないが第三者目線から見れば完全に喜劇。真面目な文体もそのシリアスな笑いに拍車をかけている。最後の一言も、ショートショート作品のお手本のようなオチで面白かった。