原発・『キャベツの花』

北風 嵐

第1話 見出し


原発・『キャベツの花』見出し


第1章 (東京編)

故郷(福島浪江町)を捨て、東京で暮らし、原発事故の故郷の惨状を見て、浪江に帰る決意をするまで。


第2章 (帰郷編) 

浪江に帰って、原発で働く父と共に原発で働き、本当の父を知り、又故郷の罹災し、避難した人達に会って、もう一度、町を必ず復興させると決意するまで。


第3章 (復興編) 

かつて、選挙運動を手伝った、町会議員、市ノ瀬真一と俊介の、原発コンビに、俊介の恩師〈原八先生〉が加わり、繰り広げる、原発を福島からなくし、破天荒に町の復興を図る。


終章  生まれて来るものへの祈り。


下手な小説だが、直後に書いたもので、読みなおして臨場感がある。


小説というより、勉強ノートだ。読み直して「よくぞ勉強したもんだ」と笑ってしまう。しかしその笑いには深い怒りがあった。何ミリシーベルト、覚えていますか?今ではいろいろと知られただろうが、再度勉強のつもりで読んで貰いたい。いつからこの国の人は怒らなくなったのだろう。本気で怒り、行動し、原発を福島からなくし、破天荒に町の復興を図る人達の物語である。長いので、まず終章を読んでから・・変な小説だ。

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