止まる事は美しい
ダンチ
先生として
何がコトリと音をたてて止まった。
そんな誰もが聞いたことのあるようなそんな一文が黒板に書かれた。
今は日本語の授業だ。
小説の一文みたいな言葉なんだからそれについての勉強はするだろう。
だけど僕たちは知ってる。
ここから普通の授業が始まらない事を。
「この文章ヤバくない?」
日本語の教師として不適切な発言。
僕たちの日本語の教師、上坂京香。
黒く美しい黒髪に、透き通るような白い肌。
皆が口を揃え彼女の事を美人と言う。
だが教師としてはいろいろ抜けてる。
生徒の僕が言うのもなんだがそれははっきりと分かる。
だけど僕は京香先生の事が大好きなんだ。
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