World of Justice〜転移蠱毒のマツリゴト〜
千鳥 涼介
プロローグ登場人物紹介
〝失意の紫煙〟ミーナ・マジョラム
世界5大国、レナルヴェートの政治家で、女帝アマネの側近。本名、本間美奈。奴隷戦士だったが、操る魔法の強力さから本国防衛の任を与えられ、その後出世して政治家になった。強力過ぎる闇魔法は国家防衛の要とも言われるほどだが、彼女の魔法の詳細を知るのはアマネだけだという。
〝妖艶女帝〟アマネ・レナルヴェート
女性が国家の中枢を占めるレナルヴェート国の女帝で、5大国王唯一の女性。戦闘力も当然の如く卓越しているが、特筆すべきはその美貌と魅力で、彼女と男性が会談を行った場合、必ずレナルヴェートに有利な条約が締結されるという。しかし、同じ5大国の一つ、マクスウェルにおいて50年もの間摂政を務める男には、彼女の交渉術が通用しないという。
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