元悪役令嬢の姉は元ヒロインの妹を溺愛す
風間 シンヤ
0.前作をパッと振り返ってみようのコーナー
「前作、「悪役令嬢の姉はヒロインの妹を溺愛す」をパッと振り返ってみようのコーナー。担当は私、ヒエンと」
「レイカでお送りします」
「では、サクッと前作のおさらいをしましょう。私達の主人であるアンナ・ステインローズお嬢様は、ふとしたきっかけで前世の記憶を思い出しました」
「ヒエン。私達は前世の記憶とか知らない設定のはずだけどいいのかしら?」
「そういう細かいツッコミはこのコーナーではノー。というのが作者からのコメントよ」
「なるほどね。とりあえず、読者の皆さん。無粋なツッコミをせずにお願いします」
「では、続きを……そして、アンナお嬢様はここが前世でプレイした乙女ゲーム「リリカルスクールラブ」の世界である事を知りました」
「読者の皆様。無粋なツッコミはNGですよ」
「そして、自分が悪役令嬢で、妹で私達が専属としてお仕えしているアリー・ステインローズお嬢様がヒロインである事を思い出されました」
「アリーお嬢様の幸せを願うなら、自分はアリーお嬢様を虐めなくてはいけないと知ったアンナお嬢様」
「しかし、アリーお嬢様をそれはもう溺愛しすぎているアンナお嬢様にはそんな事出来ませんでした」
「故に、いつ自分が悪役令嬢として退場してもアリーお嬢様を守れるように、アンナお嬢様は様々な行動にでました」
「スラムの街だったのを立派な町に育て上げたり、鉱石を手に入れる為に龍のボスになったり、色んなスイーツを開発したり、色んな商品を開発したり、本を出版したり……」
「どMメイドのキョウカを仲間にしたりもしましたね」
「まぁ、アンナお嬢様曰く、それは不幸な事故によるものだそうですが」
「それから、数年後問題の「リリカルスクール」に入学し……」
「乙女ゲームの攻略対象者に出会った事は言わなくてもいいの?」
「誰もそんな事気にしてないから大丈夫でしょ」
「大丈夫……なのかしら……?」
「それから、なんだかんだあって無事に「リリカルスクールラブ」の物語を終え、アンナお嬢様は悪役令嬢として退場するエンドを迎えずに前作は終わりました」
「かなり省略したわね……」
「あくまでパッとだから。どうしても気になる方は前作の「悪役令嬢の姉はヒロインの妹を溺愛す」を読んでください」
「よろしくお願いします」
「そして、今作の「元悪役令嬢の姉は元ヒロインの妹を溺愛す」の1話の簡単予告をします」
「アンナお嬢様への恋心に気づいたアリーお嬢様はある決断をします」
「しかし、その決断でアンナお嬢様が……!!?」
『この続きは次回更新をお楽しみください』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます