第9話【以下略】


 私がこの世界に降り立ってから幾百年の歳月が流れ、どれだけのミルクティーが流れただろうか?


 定かではないが今私の中に滾るものそれは――――【怒り】だ


 人間と呼ばれた人種は、デンプンだと馬鹿にしていたタピオカを舐めていたのだ。


 神の怒りと、進化、超越したタピオカのいかずちにより、地球……もといこの世界は楽園として整備された。


 そんな英雄【タピオカ王】を単機討伐した私は、再びこの世界を暗黒に包み、己自身を磨き上げる事に努力した。


 討伐に成功し兵力1億を越え、天下統一と大帝国を築き上げた私が、人として始めに思ったのは、【王】特有の【不安と孤独】そのものだった。



 ※方向性を見失っています。

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