Y-警察署の助平な御仁達?!

Cecile

第1話

最近分かった事だ。家の近くにY−警察署があるのだが。昔は、この警察署の近くにはエリアワンとかエリアツーだとか、たしかフォー位まであったかな?米軍ハウスが。   とにかく、その警察署の前だとか周りを殆ど毎日犬を朝夕散歩する。だから毎日、沢山の警察官達を見る。出勤する彼等だ。バスから下りたり歩いたりの姿だが、殆ど毎日数多い彼等の顔も自然と覚えてしまう。     そしてこれも偶像分かったのだが、やはり近くに、警察署から数分の所に、あるワンルームマンションが建っている。大通り沿いではなく、裏道だ。そしてこのマンションから目と鼻の先にコンビニがある。これは大通りの角にある。この角を曲がり、一寸歩き、左に曲がるとこのマンションだ。ものの1分かそこらだ。で、このマンションには外国人ホステス達が住んでいる。フィリピン人が多数。(ロシア人もいる様だ。)それで、フィリピン人の彼女達がたまに、この裏道から大通りに出て来て向かい側のバス停からバスに乗り、出勤するのもたまに見る。      そして朝、顔見知りの警察官達が角から出て来たり、このコンビニから出てきたり、コンビニのビニール袋を手に下げながら警察署へと歩いて行く。普段なら彼等は警察署に近いバス停でバスを下車。そして警察署斜め前にあるコンビニで食料を買い、そのビニール袋を下げながら警察署へ入って行く。(これは買い物をする警察官達だけだが。)だから、バス停で下りると向かい側へ渡り、このコンビニで買い物をして、又横断歩道を渡り、警察署へ入って行く。こうした警察官が割といる。だから、私が顔見知りの警察官達も普段ならこの警察署斜め前のコンビニで買い物をしている。               だが、最近はバス停一つ手前の、そのバス停に近い、あの角っ子にあるコンビニ袋を手に下げながら警察署へと歩いて行く訳だ。あのマンションから警察署へと出勤するなら当然あそこで買うだろうが。         そして、前よりもこれをやる人数が増えている。30代40代の男ばかりでなく、20代も見る。                そしてこれらの顔を見知った警察官の中の、ある中年の男達二人が、別々にだが、夕方には普段乗るバス停の反対側からバスに乗るだとか、バスを待っている事が多々ある。(片方の男は、普段とは反対方向のバスに乗ると関内方面へ出る。)            又は急ぎ足で、バスに乗らずに、真っ直ぐに行けば角っ子のコンビニがある方向へと歩いて行く姿を見る。最初は何をしているのかと思っていた。だが、彼等はあのマンションへと向かっていたのだろう。おそらくは専属の彼女が休みの日なのかもしれない?    私は犯罪者でもないし、職業柄だとか個人的にだとかでも、警察とは無縁だ。     だが、この今言った二人の男達とは何度か口を聞いている。そしてこの男達は、上司と 部下だ。40代前半位のほうが警部で、30代半ばかチョイ上の男は部下で警部補だ。                  何故私がこの男達と面識があるのか。次回話そう。一寸変わったエピソードだが、長くなるかもだから。

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