059 夏引きの暇まだまだ…… 枕詞、二句切れ

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  夏のいとま


夏引きの いとままだまだ 五月雨に いぶせき心地 あな晴れまほし


・なつびきの いとままだまだ さみだれに いぶせきここち あなはれまほし

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[通釈]

 夏休みを詠んだ歌

 夏休みはまだまだ先だ。降り続く梅雨に気分もふさがって、ああ、早く梅雨明けして夏休みになってほしいよ。


[補註]

・枕詞…初句「夏引きの」→「いとま」。

・二句切れ。


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夏引きの いとままだまだ 五月雨に いぶせき心地 あな晴れまほし

―――――――



(令和元年五月二十二日)(二〇一九年)(夏歌なつのうた

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