　時代は移り変わって行く。

　人の心も変化する。

　生きていくのは本当に、難しい。

　でも、淋しさに耐えて、誰もがそこにいる。

　笑ったり、泣いたり、感情の変化を繰り返しながら。

　（どうして、人は一人で生きていけないのか？）

　何もかもが手遅れで、

　何もかもが消え去ってしまい、

　何もかもが通り過ぎてゆく。

　誰もが、皆一人きりで歩き続けているのだ。

　遠く遠く、はるかな世界へと向かう旅人は、

　どこにオアシスを見つけるのだろう？

　その答えを誰も知らない。

　ごらん。はるか海原の源を、

　そこから世界は始まったのだ。

　始原の海、始原の宇宙。

　きらめく銀河がそのすべてを見つめてきた。

　光は旅を続けている。今もなお、ずっと・・・。

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