きこりの泉
勝利だギューちゃん
第1話
近くに、童話の「きこりの泉」が、存在するという噂を耳にした。
それを、頼りに出かけて行った。
すると、森の奥にその泉が存在した。
試しに、持ってきたアニメキャラ(涼○ハルヒ)のフィギュアを落してみた。
すると、その泉から、女神ではなく、おっさんが出てきた。
「おっさんではなく、神様じゃ」
おっさんは怒鳴るが、どっちでもいい・
そして、僕に尋ねた。
「そなたが落したのは、フィギュアのほうか?
それとも、生きた人間の方か?」
リアルに押し付けらても困るので、僕は正直に答えた。
「フィギュアです」と・・・
すると案の定
「そなたは正直者じゃ、そなたには、この生きた人間の方を授けよう」
そして、もぐっていった。
その生きた人間のハルヒは開口一番。
「あんた、宇宙人? 異世界人? 超能力者?」
「ただの人間には、興味ありません」
「告白するなら、面と向かってしなさい」
設定のまんまだった。
仕方ないので、しばらくはうちで面倒みていたのだが、
さすがに、限界に達した。
そして、あの森の泉に行った。
「神様、出てこい」
出てこない。
仕方ないので、そばの棒きれを落した。
しばらくして、神様が出てきた。
「そなたが・・・」
「そんなことはいい。」
「では、何じゃ?」
僕は、要件を伝えた。
「この前もらった。あの女だが・・・」
「ああ、あの子のことか?どうした?」
「もういらないから、返す」
「それは、困る」
「なして?」
神様は、答えた。
「あの子には、わしも手を焼いておった。
なので、そなたに授けた」
「厄介払い?」
「ああ」
即答かよ。
「じゃあ、よろしく頼む」
神様は、もぐっていった。
しばし、立ちつくした。
しかし、ただの人間が嫌なら、早々に出ていけばいいが、
うちに居座っているのは、何故だろう?
きこりの泉 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu
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