ぎゃふん(ざまぁ)系
胸糞展開からのぎゃふん系(ざまぁ系)って、最近特に多いですよね。
まぁ所謂主人公が酷い目に遭ってその後の復讐劇を楽しむみたいな感じの展開は割と昔から人気ですが、ラノベ界隈では特に盛り上がりを見せている気がします。
かくいう私も小説サイトやピッ○マなんかでぎゃふん系を読むのですが、いや、あれは負のエネルギーの自己発電が捗りますね!!
ぎゃふん系って意外と復讐対象への復讐までが長いもので、その間の道のりで主人公君を慕う人達が出てくる流れがほとんどじゃないですか。
でもちょいちょい読者の復讐対象への憎しみを再燃させるような場面も出て来て、こちらとしてはどんな復讐をするのかとかいつ復讐をするのかと楽しみになってしまいます。
というか時々ここに自分が突っ込んでこいつら全員ボコボコに出来たら良いのに!とすら思いますね……。そういう場合は大抵作者様のヘイト管理が上手いのですが。
そんなぎゃふん系ですが、不完全燃焼で終わることもしばしば。
読者側は沸き立ちに沸き立った憎しみをどう調理してくれるのかとわくわくしているのですが、実際に復讐が終わると「あれ?復讐ぬるくね?」みたいな。
まぁ私の想像しているようなやり方でやるとR-15辺りに引っ掛かる可能性が高いので仕方ないのかもしれませんが(参考/串刺し公、ファラリスの雄牛)、あまりにもぬるい復讐となると読者の感情は行き場をなくすんですよね……(汗)
それと、感情は風化する物でして、暫く復讐対象が出てこないと憎しみが薄れはじめやがて読む気力をなくすこともあります(これは単なる飽き性かも?)
そんな色々と難しいぎゃふん系ですが、自分は絶対に書けないなぁと思いながら読んでおります。
憎まれキャラをそんな作品スタートから最後まで生かすとかどうやってやるの!?とすら思います(すぐ死なせてしまう……)。
というか、そもそも愛着の湧かないキャラを『書けない』。
多分そのキャラを書こうとしたら50文字程度で手が止まりますね。血を吐きます。
作品を書く時に私情たっぷりになるのは良くないと分かっているのですが、こればかりは難しい……。
ということでぎゃふん系はただ皆さんが書かれるのをただ見てますね。
強火の復讐をお待ちしております!ウェルダン!!!
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