マコトさん…なんだろう、悲しげな雰囲気が何気なくかっこいい…
作者からの返信
ワンチャン期待して別れた男にメール送りかけてる場面なんですけどね(かっこよさ台無し)
選ばれなかった自分の人生。
それは、どんな人にも常に大なり小なりつきまとう。後悔はないけど、これを選ばなかった人生は、どんな人生だったのかと、ふと思うことは、あります。
人は、どちらかしか選べない。そのことを、受け入れる覚悟が必要なのかな。
若者よ!悩んで、選べ!
作者からの返信
森見登美彦さんの『四畳半神話大系』という作品に「我々の大半の苦悩は、あり得べき別の人生を夢想することから始まる。自分の可能性という当てにならないものに望みを託すことが諸悪の根源だ。今ここにある君以外、ほかの何者にもなれない自分を認めなくてはいけない」という台詞があるのですが、まあそういうことですね。そこに自分の「無駄に悩むことも悪いことではないのでは?」という思想を加えたのが今回の話
編集済
あの流れからのマコトさんの登場。
若い彼らを表すみずみずしい章から一転、【幕間】の章はタイトルの誠さんを表すように、文章も一気に大人の雰囲気漂うものになった感じを受けながら読み終える。
若い彼らに感情移入しながら夢中で前章を読んでいたが、自分にはこちらのケイトさんや誠さんの心理描写に自然としっくりしていることを感じ、自分が大人であった現実に引き戻された気がした。
あの別れのあとのマコトさんの純くんへの心境……、ああ何だろう純くんに私も会いたい。誠さんと純くんがまた出遭う(出逢う)ことはあるのだろうか……。いや、それぞれ別の道を歩む二人にそんなことが訪れることは無いと思う。
それなのに、誠さんの気持ちに感情移入しながら、またこの二人の心の交わりを見てみたいなんて期待してしまった。
作者からの返信
文章は大人の雰囲気醸し出すように工夫してますからね。「スマホ」は使わず「スマートフォン」にするとか。この二人はそういう要望は多いんだけど交わった時点で色々台無しになるので悩ましい
世間に揉まれ、否応なしに狡賢くなった大人の魅力が溢れてますね。「もしあの道を選んでいたら」とか「違う生き方をしていたら」等と私もすごく考えます。
純とマコトさんの様なゲイカップルは多いんでしょうね。決して一緒になれない関係・・この2人が好きなのでまたいつか再会して欲しいな~と思ってしまいました。
作者からの返信
再会希望多すぎ問題。人生の「もし」はないものねだりなんで、本当にやっても意味ないんですけどね。たぶん別の道を選んでたって「もしあの時」みたいなこと言ってるだろうし。でもやっちゃう