誰1人かけてはいけない。

私の高校の部活は、マイナー。


やっと最近、それを題材にしたマンガのアニメが始まったり、有名な作家さんの最新作の題材になってたりなど、少しずつ世間の皆様の目に触れる企画が出てきた。




私が入部したての頃なんて、知っている人はほんとにごく一部。


そんな中でも一緒に頑張ってきた仲間がいる。


男女混合だからか、男子も女子も分け隔てなく仲がよかった。

でも、女子同士の仲はそれ以上によかった。

それも、全員がほぼ全員と。



しかし、仲がよかったが、マイナーな割に全員で11人、というそれなりに多い人数のせいでなかなか食事や遊びに行くことがなかった。









そして、つい先日。

やっと11人の予定があったのだ。

よく考えてみれば、全員で食事に行くのは初めてだったと思う。



そして、終わって思ったこと。








やっぱりみんなと一緒でよかった。と。








実は私たちの学年の女子は、仮入部のときから誰1人かけていない。


仮入部のときからずっと一緒に頑張ってきた仲間。


時にはライバルとなって切磋琢磨してきた。


バカみたいに騒いだり、悩みを相談したり。


全部この10人と一緒だから出来たことだし、誰か1人がかけたりしたら、今とは全然違ったんだろう。






この日だってそうだった。


誰かの服、発言、行動など、それらひとつひとつが、全部私たちの笑いへと変わっていった。


このメンバーじゃなかったら、こんなに笑えてなかっただろうし、楽しくなかったと思う。
















やっぱりこのメンバーと一緒でよかった。


これからも忙しくて大変だけど、よろしくね。

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