より面白い物語を書くために

星浦 翼

はじめに

 前置きとして伝えなければならないのは、私はまだ公募挑戦中の身ということです。ここに書くことは、私にとって歳月をかけて考え付いた内容ではありますが、それが完全に正しいとは思っておりません。


 現状よりもさらに納得できる答えを見つけた場合、私はその新しい答えへと考え方を変えると思います。


 しかも、私はここに書くことを全て実践できているわけではありません。


 言うなれば理想論であり、一見すると矛盾するような内容も含まれると思われますし、私の言葉がまるで見当違いだということもあるでしょう。


 そもそも小説には無限に種類や面白さが存在し、その方向性は驚くほど多様です。


 私が書きたいのは一昔前のライトノベルのような物語であり、それが古臭く、ネット小説においては見向きのされないジャンルであります。ここに書いてあるのは、そんなジャンルの物語を書きたいと願っている人の考え方です。


 例えるならば、アニメ絵を描きたい人が、油絵の練習法を学んでも直接的な解決法にならないように――ここに書いた考え方が、小説を書く人、その全てに当てはまるわけではありません。

 

 大切なのは、自分が書きたい物語がどのような物語であり、どのような道筋を探していくか、ということだと私は思っております。


 しかし、同じ小説を書いているため、被るところはあるでしょう。


 私の言葉を全て信じないようにしてください。


 それでも、私の言葉が少しでも参考になるのであれば幸いです。



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