希死念慮

くだらないハッシュタグで仲間集め

する奴らよりは勝っていると自負して


シラフだと思い込んだ僕は 自分に悪酔い

おしゃれで開けた膝穴に手を置きたくなった


弱い部分を見せられない

自分より優れた人を見下し得る安心


他人といても楽しめない それが辛い

仲良くなる方法はもう忘れた


友達は欲しいが

傷を舐め合う関係がそうだっていうなら

僕にはいらない


もし僕が別の誰かだったら こんな気持ち悪い奴と付き合おうとは微塵も思わない

だから恋人はあきらめた


ってのは嘘だ


童貞のままでいられるならそうしたい

だが性欲は堪え難い


愛の言葉はまるでアイドルのTwitterのリプ欄

笑えない下ネタはただのセクハラだ


友人関係すら上手くできぬのに

恋愛関係を築けると思ったのが過ちだ


寂しく撫でるインク、液晶

所詮卒アルはオカズに成り下がる代物


綺麗な思い出 ばかり消えていく


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