I Am Horror Comedy(アイ・アム・ホラー・コメディー)
怖!?おもろ!?え…うわ!ちょっここで!?――――っ!!??(腹筋崩壊)
私がその作品を観た時の反応が上記である。
心胆を震え上がらせるホラーシーンの作り込みよう、音楽や視覚効果の使い方はまさに玄人の仕事、しかも恐怖が最高潮に達した瞬間にギャグ展開が突如としてヤッホーと現れて腹筋に直撃して崩壊させる。
まるで震脚からの
無敵貫通防御力無視。
その恐るべきS極とS極が引っ付いた作品の名は『怪奇大家族』。
ホラーとコメディー。
対極に位置する両雄が信じれない次元で反発するどころか無限の相乗効果を生み出す程に組み合わせって生まれたのがこの作品だった。
監督は『呪怨』の清水崇、『怪談新耳袋シリーズ』の豊口圭介に村上賢司、『魁!!クロマティ学園』の山口雄大と錚々たるメンバー。
さらに俳優陣もこれもまたすごく若き日の高橋一生が主役を務めている。
さらにさらに『ハイスコアガール』で有名な押切蓮介がイラストを描いている。
ちなみに『ハイスコアガール』から押切蓮介を知った人には意外かもしれないがこの人の描くホラー作品は心底恐い。それはもう感情の表現が巧みだから心底恐い。
とまあホラー界でも名の知れた人達が結集して作ったのがこの『怪奇大家族』というホラーにしてコメディーのドラマは「思いっきり怖がらせた後に笑わせる」のコンセプトで心底恐い展開からの驚天動地なギャグ展開に行くので本当に構えていても腹筋が崩壊する。
俳優陣の演技も素晴らしいこともあり一度観始めたら最終話までぶっ通しで観てしまう中毒性のある面白さだった。
もうすぐホラー映画の時期だから再放送しないか心待ちにしている今日この頃でした。
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