第6話栗風先生
どこからか、磯の香りがします、ここは海?
ーーお前さんの精神世界ってところかな、まぁ、いろいろあって海だけど
海の中、たくさんの魚たちが泳いでるところに甚兵衛に足袋をつけた
青年が、話しかけてきます
ーー俺は、栗風れいじ、その人形の前の持ち主だ
「じゃあ、あなたがお姉さんの言った人」
ーーそう、少年の言った人ーー
ーーわけあって、今俺はこの世にいないーーだけど、あいつ、少年ーー
ーーあいつは、俺の恋人だーー
顔が赤くなる、少女
ーーいいか、その力の使い方は
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戻ってくる
「目が、6倍」
本来の6倍目がよくなる、でも、それは動物によっては、「ぎえええええええ」
光りを感じやすくなるため、苦手だ
「耳が4倍」--もともと、耳のいい動物が苦しむ
感覚を操るーーこと、それが栗風れいじが、教えられる技
それ以外にも、お姉さんが、ひじうち、ひざげり、ひじてつで、数を減らすも
そろそろ引いたほうがいいという、勘にうなずいて「お姉さん、ひこう」
「わかった」
二人も引く
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