第4話黒い絵

その絵は、寮の入り口にあります


「松山みさと」という人物の顔と上半身の絵です


また、呪われた絵とも呼ばれてます

「う~~~ん、あの校長先生がそう簡単に負けるとは思いませんけど」


強いのは、呪術師としての修業の時に知りました


呪術師としてはもちろん、剣術家としても

とりあえず、寮の自室に取り付けられたバスに入ります


大きなお風呂はあるのですが、さすがにそこでは、人形たちを隠せません

「ちゃんと洗うんですのよ」

全員泡まみれの人形さんたち、

お風呂につかって「ふぅ~いい気持ちですわ」


今夜、あの絵の前に行ってみよう「よし、決めましたわ」


黒い甚兵衛に、下駄に履き替えますーー本気モードの時はこういう服にするのです


「やっぱり来たね、」そこには少年がいました「少年さん」

「分かってる、あれを何とかしないと」


そこには、ぎろりと目を輝かせる、絵がありました

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る