第4話
TPOスレ
1:どめスティックのり
ここは道端の小石程度の情報から金銀財宝級の情報まで幅広く話し合うスレ
90踏んだ人がスレ立てよろしく
~~~
48:パンプキンπ
おいお前ら、一大事だ
49:ツルペッタstone
>>48
どうした、顔が脂まみれだぞ?
50:パンプキンπ
>>49
いやぁ、さっきラーメン顔にぶっかけたからその脂が固まっちまったかなーってちゃうわ!!
アングリーベアーをソロで討伐した三人目の猛者が出たぞ。
51:アジの開き直り
>>50
だにぃ?!
52:見ざる言わざる働かざる
>>50
だにぃ?!
53:凹突撃班
>>50
だにぃ?!
ラーメン顔面にぶちまけたはねぇ。
54:寒ブリーフ
>>50
たしかあいつは魔法でないとほとんどダメージが通らないやつだろ?つまり魔法職でソロか?!
55:鯖脳味噌煮
>>54
やろうと思えば攻略組の前衛職がスキルを買って魔法で攻略できるだろ。
56:パンプキンπ
それが聞いて驚け、見て腹抱えて笑ってんじゃねぇ、攻略したのはガーディアンらしき初心者装備の少女だ。
しかもサブにはネクロマンサーを入れてると思われる、スケルトンを使役していた。
57:鯖脳味噌煮
>>56
ウッソだろお前、完全に攻略組じゃねぇじゃねーか。
そんときの戦闘は見たのか?
58:パンプキンπ
>>57
見たさ、この目でハッキリとな。
どうやら少女が攻撃を受けてスケルトンが攻撃を担当していたらしい、少女がアングリーベアーの攻撃を受けると流れるようにスケルトンが斬撃を当てていた。
そしてアングリーベアーの反撃をものともせず弾いてスケルトンに目を必要に攻撃させていた。
59:寒ブリーフ
>>58
少女えげつねぇ、気になったところがあるんだがそのスケルトンの斬撃はちゃんと入ってたのか?こっちがやった時は弾かれたんだが。
60:パンプキンπ
>>59
きっちり入ってやがった、そして今までのスケルトンとは何か違う動きをしていた。
61:ツルペッタstone
>>60
違う動きってどういう事だ?
62:パンプキンπ
>>61
何か意志を持ってるような不思議な感じだった。
それとついでなんだがその少女倒したアングリーベアーの頭撫でて「ごめんな」なんて呟いてた。
63:凹突撃班
>>62
女神キタコレ!!容姿は容姿は?!
64:寒ブリーフ
>>63
通報した
65:鯖脳味噌煮
>>63
通報した
66:見ざる言わざる働かざる
>>63
通報した
67:寒ブリーフ
>>62
その後の実況をしてクレメンス
68:パンプキンπ
>>67
了解、それじゃあ耳かっぽ時ってきk
69:寒ブリーフ
あ、こりゃ死んだなwww
70:アジの開き直り
死んだなwww
71:見ざる言わざる働かざる
こりゃ打ってる間に狩られましたなwww
~~~
「急にどうしたの?」
「カラッ」
急に飛び出し轟音を起こした熊スケルトンに質問すると、熊スケルトンは骨を鳴らしながら一人のプレイヤーを担ぎあげこちらへ見せてきた。
「えーっと、その人は?」
「カラッ、カラカラ」
アキはその光景に思わず苦笑いしつつ、熊スケルトンに担ぎあげているプレイヤーについて質問を投げかける。
すると熊スケルトンはプレイヤーを指さした後、木の後ろから覗き見?監視?をしているようなジェスチャーをすると自らの胸にボン、と拳を当て誇らしげにしている。
いやお前も可愛いかよ……
「よしよし、くま五郎偉いね〜」
『死霊王の灯火によるネームド作成感知…………登録完了しました』
「カラッ!!」
「カラカラカラカラ!!」
俺がくま五郎の頭を撫でるとくま五郎は照れたように顔を逸らし、逆に後ろに控えていたほね太郎はこちらへ近付き自分も!!と言わんばかりにアピールしてくる。
「お前ら本当にいい子だな〜」
仕方が無いのでほね太郎も一頻り撫でた後、まだ体力が回復しきっていないため暫くその場に座り込み休憩をとる事にした。
今の内にみんなのステータスを確認しておくか。
アキ Lv4
種族 ヒューマン
メインスキル
ガーディアンLv4
Str: 2(-5)
Vit: 4
Dex: 1
Int: 1
Mnd: 2
Agi: 1(+3)
Luk: 3(-3)
SP: 7
サブスキル
ネクロマンサーLv5
パッシブスキル
Nodata
装備
右腕:Nodata
左腕:初級守護者の大盾
頭:キャロットマリンキャップ
胴:新参者の革鎧
腕:Nodata
腰:新参者の革ズボン
靴:新参者の革靴
アクセ
指輪:死霊王の灯火
首飾:Nodata
ほね太郎【スケルトンナイト】 Lv4 (隷従者 アキ)
Str: 9
Vit: 3
Dex: 7
Int: 3
Mnd: 4
Agi: 5
Luk: 0
モンスタースキル
死霊剣術Lv3
装備
右腕:亡国の剣【破損】
左腕:亡国の盾【破損】
頭:Nodata
胴:Nodata
腕:Nodata
腰:Nodata
靴:Nodata
アクセ
指輪:Nodata
首飾:Nodata
くま五郎【スケルトンモンク】 Lv 1 (隷従者 アキ)
Str: 8
Vit: 1
Dex: 5
Int: 2
Mnd: 1
Agi: 10
Luk: 0
モンスタースキル
闘争本能Lv1
装備
右腕:アングリーフィスト
左腕:ベアーフィスト
頭:ベアヘッド
胴:ベアコート
腕:ベアアーム
腰:Nodata
靴:ベアレッグ
アクセ
指輪:Nodata
首飾:Nodata
流石BOSS、ほね太郎と俺のレベルがかなり上がってるな。
そして使った素材がいいからかくま五郎のステータスもかなりいい、StrとAigにガン振りのスピードアタッカーって感じか。
全員のステータスを確認したアキはSPをどう振るか悩んでいた。
「ステータスかぁ、何がいいんだろうか…………攻撃はうちの二人で間に合うし…………ここは防御力一択か!!」
アキはそう元気よく言うと半透明の板に書かれたVitの値をSPを全てつぎ込み11へと上げる。
「けってーい!!」
Vitがきちんと11まで上がってることを確認すると決定と書かれた欄を人差し指でターン!と押す。
『ステータス反映…………』
いつもの機械的な声が聞こえたその瞬間、身体が淡い光に覆われる。
「おおー!!」
『…………完了しました』
機械的な声、この際だからシステムさんとでも呼ぶか。
システムさんが終了を宣言すると先程まで全身を覆っていた光が収まる。
「いよしっ!!それじゃ移動でもしようか!!」
「「カラカラッ!!」」
俺の号令にさっきからボコボコとプレイヤーを殴っていたほね太郎とくま五郎は殴る手を止め大人しく着いてくる。
「ごめんね、見知らぬプレイヤーさん」
俺はボコボコにされたプレイヤーに一言謝罪をすると森を出るために来た道を戻ることにした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます