第14話 グランディア
面白さ
時間 8
世界 8
一般 5
玄人 9
サブカル 9
影響力
サブカル 6
社会 3
世界 3
さて、今回は何故かアメリカで再販されることになった『グランディア』を紹介します!
ストーリーはと言えば『偉大な冒険者の父と祖父を持つ少年ジャスティンは父親以上の冒険者になることを夢見る少年。
冒険心に溢れるジャスティンは冒険家であった父の形見、エンジュール神話の「精霊石」が本物であると信じ、エンジュール神話の世界が実際のものであったと疑わなかった。
精霊石が本物であることを証明するために、幼馴染みのスーと共に、ガーライル軍が調査をする古代遺跡サルトへ向かう。
その遺跡の深部で、リエーテと名乗る、遺跡の機械が映し出した謎の美少女に、「アレント」まで来るよう促される』
一部wikiより抜粋しましたが、こんな感じです。
ベッタベタなストーリーで当時は『古臭い』と敬遠されており、反響は非常に良かったものの、ハードがサターンだったこともあり、残念ながら売り上げは振るわず終わってしまったゲームです。
当時のブームはエヴァに代表されるような暗い色調が多いため、『ガキっぽい』と敬遠されたのも問題でした。
しかしながら今になって思うと、その物語が如何に良いのかがはっきりとわかります!
確かにガキっぽい内容だったと思います。
ジャスティンは子供っぽく、内容もギャグ調。
明るいノリですが、今一つシリアスさが無い。
ですが、シリアスであれば良いというモノでもない。
学校の作文じゃないんです。
カッコいいこと書けばそれでいいと言うのはボンクラの考えることです。
この作品の随所に溢れる『ワクワク感』は他のゲームでは味わえません!
いつからでしょうね? 『冒険』する『異世界』が無くなったのは?
何のために異世界を描くんでしょう?
そこに自分の知らない世界が広がっているからでしょう?
『異世界』が『既知の世界』になってるせいで全然異世界を感じられなくなった。
イメージイラストの中ではジャスティンとヒロインのフィーナがテントの中で古い紙を広げて寝転びながら一緒に見ています。
これから向かう遺跡なのか? はたまた古文書なのか? そう言った冒険に心躍らせて眠れなかった日々。
冒険の無い世界に果たして意味があるのか?
ワクワクしない世界に意味があるのか?
何の希望もない世界に未来があるのか?
売れれば良いというモノではありません。
こういったイマイチで終わった作品の中には、大切な何かを伝えるゲームもあるんです。
大人になった今ならわかります。
大切なのは『冒険』を描くこと!
今となっては操作性も悪いし、システムもやりづらいと思います。
でも、あの時の冒険は今も色褪せない!
本当の冒険を見てみませんか?
冒険というものを追求したこの『グランディア』
一度はやってみると良いと思いますよ?
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