魅魚

姫亜樹(きあき)

魅魚

アカシアの花の

甘い甘い香りが漂ってくる

深淵の水面の中へ

漂ってくる

深い深い眠りから

魚たちが目を醒ます


深淵の水面の中より

踊り出て

光の都市まちへと

泳いでいく


アカシアの甘い香りに

魅せられて・・・・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

魅魚 姫亜樹(きあき) @Bungo-2432Da

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る