第2話 嫉妬
私は59歳、息子20歳、彼女は22歳。
手が届かない。
彼女と親しくしている異性の事を考えると、
胸の中に黒い物が生まれてくる。
消せないもの、小さい野火。
大きく為ったり、小さく為ったり、絶えず変化している。
いつか、いつか、治まるのだろうか。
この苦しみから、抜けれるのだろうか。
この黒い炎は消えていくのだろうか。
誰かに話したい、思いのすべてをぶちまけたい。
それが、無理なら只々消え去りたい。
この、苦しい思いから、逃げ去りたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます