私の夢
@Candypopame
幸福な最期
幸せとは一体何だろう。結婚すること、お金があること、自分の死に涙を流してくれる人がいる、幸せについて考えると眠ねれくなることがある。世間一般の人が言う幸せに疑問を持ってしまうからだ。結婚が幸せならば子供は幸せではないし、お金があることが幸せならば低所得者は絶対的に不幸だと言っていることになる。自分が死んだとき涙を流してくれる人がいる……もしも私が死んだときどのくらいの人が涙を流してくれるのだろうか。
私の価値はどこで決まるのだろうか。
知力、財力、顔の良さ、身長、運動能力etc…
これも、一つの判断材料だとは思うが本当の価値がそこにあるとは思えない。
どれもこれも持っていると他人から羨望の眼で見られる。だが、どんなに技術があってもどんなに見た目が良くてもその人の内面が悪ければその死を悲しまれるなんてこともないでしょう。
誰かが死ぬと涙を流すものがいる。だがその涙は何に対しての涙なのだろう。
「死んだこと?」「もう会えないこと?」
「その場の流れ?」「同情?」自分が死んだことによって涙を流す人がいることは幸せなのかもしれないが人が死んだからと言って涙を流すのは誰にでもできる。なぜなら、人の死は悲しいことだから。私は誰にでもできることは望んでいない。
私が死んだときはどうか笑顔で見送ってください。私と過ごした思い出を思い出して、心の整理がつくまでどんなに泣いてもいいです。叫んでもいいです。
最後の最後に「あなたと過ごせて楽しかったよ。」と無理矢理でも嘘でもいいから笑顔で見送ってください。
あなたが笑ってくれれば私はその瞬間誰よりも幸せになることができます。
偽善に聞こえるでしょうか。
そうかもしれません、でもあなたが私のために行動してくれたそれは変わらない事実であり、その瞬間のあなたは私だけのもの。その瞬間だけは世界が私のものになる。こんな幸せ他にないでしょう?
どうか最期はとびきりの笑顔で…。
私の夢 @Candypopame
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