胸にそっとしまいこんだもの(詩)

野口マッハ剛(ごう)

いろんな思い出

喜びは思いがけずにやってくる

子どもだった頃に素直に感じ取れたもの

今日も一日が楽しかったって

親の愛情に友だちの笑顔

胸にそっとしまいこんだもの


怒ることもあったよね

友だちとケンカした

仲直りできたりそのまま遠くに離れたり

今ではどうしてあんなことで怒ったんだろう

ふと今でもささいなことで怒るけど

胸にそっとしまいこんだもの


悲しいんだよね

本当は笑いたいんだよね

感情を抑えて苦しいんだよね

泣きたいのに泣けないんだよね

ずっと一人で抱えていたんだよね

胸にそっとしまいこんだもの


楽しい毎日を送っていますか

最後にこれだけ言います

胸にそっとしまいこんだものは

どんなものであれいつかあなたの糧になります

胸にそっとしまいこんだものは

きっと誰かがわかっています

胸にそっとしまいこんだものを

決してムダだと言わないであげてください

胸にそっとしまいこんだものが

いつかあなたの宝物になりますように

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胸にそっとしまいこんだもの(詩) 野口マッハ剛(ごう) @nogutigo

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