魔法少女パロ 隠れた設定

大地の始祖の本当の目的

 王を殺して世界を自らの物とすること。そうして手に入れた後は既存の人間を滅ぼし自らの子孫を繁栄させるつもりだった。成人前の少女を主に集めていたのは、彼女らが魔法を使用するときに発生する魔素(毒素)を蓄え自らの力を肥えさせようと考えたのと、上手くいった暁には彼女らを母体にするつもりだったからである。

 また、仮に自らが半ばで命を落としかけた場合、魔法少女の胎内に入り赤子として再誕しようとする。


王の死因

 大地の始祖の攻撃により仮死状態にまで追い込まれた。魂の一部が破損したため、身体は動かなくなり思考は停止し続けている。その魂を修正するために莫大な量の人間の魂が必要であり、ニャルラトホテプは王の復活のために暗躍している。


敵対陣営(魔女、悪魔)の正体

 元魔法少女、元御使い。死したどちらか或いは両者の魂が、ニャルラトホテプによって新たに生を与えられたもの。時折パートナーと死別した者がパートナーの魂を奪われ、懇願して敵対陣営へと堕ちることもある。


魔法の代償

 人の身で扱うものとして、魔素或いは毒素を生み出してしまう魔法は危険な代物である。故にそれは代償と上限を少女たちに与える。一度に使用する力が許容量を超えれば、それは少女たちの身体の崩壊という明確な害を成す。


イオキベの能力

 破壊である。彼の魔法を行使するものは壊そうと思ったもの全てを破壊することが可能であり、マユの武器の能力が高いのもこの魔法によるもの。無意識下でイオキベが力を調節しているために本来の能力よりも落ちているが、その枷がなくなったとき絶大な威力を見せつけることになるだろう。

 ただし、力にはそれ相応の代償が伴い、胡桃坂マユが耐性がある故に現状耐えられている。しかし今以上の力を使おうと思えば、途端に彼女の身体は崩壊するだろう。


傍観者

 どちらにも直接的な助力をしない存在。黒髪の少年の正体は大地の始祖の双子の兄である海の始祖である。本来であれば弟を殺し、更にニャルラトホテプを殺すことでこの争いを収めることができた。だが弟を殺すことを躊躇った結果今は弟を殺す力を失い、ニャルラトホテプを殺せば弟の思惑通りになるためにニャルラトホテプを殺すことすらできなくなってしまった。

 当時から疑問を感じていたケラウノス―――レイゴルトに真実を教え、協力者として共に行動をしている。

 彼らが行っているのは王の目覚めを待ちながらも大地の始祖の命を奪うことを試みることである。


変身方法

 変身アイテム等は存在しない。パートナーと何かしらのスキンシップを取ることで変身することができる。(例 手を繋ぐ、キスをするなど)

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