第25話 室を支配する星
皆様、1800万ダウンロード記念イベ、満喫されていますでしょうか。筆者はなんと! とうとう! スカディ様を引き当てました!! おめでとう!! ありがとう!!
アーツの玉藻、バスターのマーリンに続き、クイックに有効支援がようやく入りました。過労死寸前メンバー、これからも頑張れ!!
(空気を読んで来ない孔明先生、さすが軍師である)
さて、前回まででとりあえず十二室の解説が終わりました。
実際のホロスコープでは、十二室ごとに一つずつ星座が割り当てられていきます(どの部屋がどの星座になるかは、生まれた時間によって変わります)。
特定の室に惑星が入っていることを「在住」と呼びます。これはわかりやすいですね、本当に「いる」だけなので。
しかし占星術ではもう一つ、星に影響を及ぼす要素があります。それが「支配」です。
各星には、「ここにいると一番ラクだわ」という星座が1~2個、決まっています。「定座」というのですが、ホロスコープでは「定座」の室は「その星が支配している」状態とみます。これは惑星が「在住」していなくても関係ありません。
現場には全然出てこないけど、会社の株を握ってる株主さんとか普通にいますよね? 「支配」というのはそういう感じです。
各星の支配星座は次の通り。
太陽:獅子座
月:蟹座
火星:牡羊座、蠍座
水星:双子座、乙女座
木星:射手座、魚座
金星:牡牛座、天秤座
土星:山羊座、水瓶座
(ラーフとケートゥは支配星座がありません)
そして株券と同様、室にもいいものと悪いものがあります。儲かる券を持っていれば株主の状態は良くなり、下がってしまえばお金に困るのと同じように、
最高吉であるトリコーナを支配する惑星→吉意が強くなる
ケンドラを支配する惑星→吉凶中立化(吉も凶も弱くなる)
苦難の室であるウパチャヤやドゥシュタナを支配する惑星→タチが悪くなる
と考えてもらえばいいでしょう(一部例外がありますが)。
実際は太陽と月以外は二つの室を支配するため、全体のバランスをみて吉凶を判断することになります。これが慣れないと難しい……私は全体のプラスマイナスの数と、最大吉星(木星)と最大凶星(土星)の状態を重視しますが、他の人はどうなんでしょうね。
「支配」と「在住」はそれぞれ独立した概念なので、「支配」室に惑星が「在住」していることも普通にあります(この状態がエネルギー的にいう「定座」)。ごっちゃにならないよう注意してくださいね。
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