作者つぶやき(執筆上のアレコレ)

作者つぶやき・はじめに(設定集ご案内)

 ようこそ、『the Last Lot ラスト・ロット―水色の死神と過去の継承―』の設定集へ。ここで、この設定集の簡単な説明をしますね。

 本作品は異世界ファンタジーです。ということは、普通に考えると文字数は多めに、そして設定も増えがちです。

 そのため、世界観をより深く知ってもらうために、また自分で設定を整理する意味でも作ってみた設定集になります。皆さまが気になった項目を確認するだけでも構いませんので、お時間がある時にご自由にお読み下さい。

 なお、ネタバレを含むページには『―◯章◯○まで』というふうに注意を書いておきますので、参照してくださればと思います。

 本設定集の特徴として、執筆に関する作者のエッセイ的なものを含んでいるという特徴があります。これらのエッセイにはタイトルに『作者つぶやき』をつけておきますので、こちらの方もお好きなものを読んで下さればいいです。本ページはその作者つぶやきの最初、ということになりますね。

 では、作者つぶやきの最初は、この作品を最後まで書く上で気を付けたことについてでも話しましょうか。

 ということで、設定集の案内だけを読みたかった方は、ここから読みたいページへと進んで下さい。







 では、ここからまず『作者つぶやき』をはじめていきましょう。

 私は長編において、前半部がゆったりめになりがちです。今回は十万文字越えの作品ですから、そうなるとどなたも読んでくれないでしょう。

 そこで、常に主人公たちが前に進んでいくことを心がけました。なんだか分かりにくいと思いますが、同じような状況で主人公たちがとどまらず、何か出来事を起こして話を進めていくというイメージです。

 当たり前ですよね、これ。でも、私の場合は、本当に気を抜くと話の進行がゆったりになるのです。なので、この点を気を付けました。

 ただ私が思うに、常にこうしようにも限度あるように思えます。

 そのため今作では、特に第一章について、そうなるように取り組みました。はじまってから三千文字以内に事件が起こるという感じに。解決もわりと早めに。

 ここでは前に進むことで基本的な世界観、メインキャラの人となり、起こっている状況を簡単に説明することに努めました。……上手くいっているのかどうかはわかりませんが。


 そして、もう一つ気をつけたこと。それは、物語の設定をどう書いていくか。

 設定や世界観は長くなりがちです。でも、長々説明するのは避けたい。ということで、物語のどこで何を話して、物語のどこで何をを言わないのか。ということを一番悩みました。

 結果として、物語に本当に必要な設定だけを書いたので、事前に決めていたことの中には書けなかった設定もあります。逆に、物語上の必要性から書きながら考えて作った設定もあります。

 このうち作品内から漏れた設定は、後々この設定集で紹介していくつもりです。

 第一章では、この設定の説明を極力省き、主人公の立場と世界観の雰囲気を伝えることを優先しました。そのため、第一章は全部で一万文字以内というコンパクトな文字数になりました。

 この第一章でどれだけの人に物語の続きを読もうという気にさせれるのか、という目的で書いたわけですが、結果がどうなるのかは自信は……ありませんね(笑)。


 とにもかくにもはじめたからには、連載続けていくつもりですので、こちらの設定集含めよろしくお願いします。

 この設定集は本編の進行との兼ね合いもありますし、不定期更新ですが、たまにでも覗いてくださると嬉しいです。

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