天と地の星々

姫亜樹(きあき)

天と地の星々

秋の穂を吹く風

星月夜に唄う虫たち

小高い丘に登り

町を見下ろす


家々の灯が

星のように輝き

どこか

遠い知らない世界に感じる


「ぼくは本当にあの世界に

居ていいのかな?」


答えが見つからないまま

ぼくは

天と地の星々に挟まれて

生きて行く

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天と地の星々 姫亜樹(きあき) @Bungo-2432Da

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