勇者転生勇者君=学園アイドル君
1
薄暗い部屋に怪しくフードを被った人が数名いた。
丸くなって並んでいるそこには魔法陣が書いてある。
怪しくフードを被った人達はみんなそれぞれ呪文を唱えていた。
すると突然魔法陣が光を放ち出した。
何もなかったその魔法陣に突然黒髪黒眼のイケメンな男が現れる。
「勇者様が召喚されましたわ!」
その直後に甲高い女性の声が響く。
「ここはどこ...ですか...。
勇者とは何ですか...。」
甲高い声を出して勇者と叫んd...ごほんげふん、言った女の言葉が気になった男は、女の方を向いて聞いた。
「ここはルナタニア城ですわ。
そして私はルナタニア国第二王女 サリア・ルアタニアですわ。
勇者とはあなたの事です。
あなたには勇者になってもらい魔王を倒すという事をやってもらいたく召喚しましたわ。
最近魔王が暴れ出し、このままでは人間の住む国までやられかねませんの。
協力してくれますよね?」
サリアは最後の言葉で強制を入れる疑問形で聞いて来た。
男もとい勇者は何を言ってるのか分からなかった。
が、流石勇者と呼ばれただけあり強制疑問形すら気付かずうなづいた。
「僕が出来る事なら手伝うよ!
僕は
これからよろしくね!」
ニコッと満面の笑みのまさに王子様スマイル。
さっきまであんまり顔見えなかったが、ついさっき使用人が光をつけたおかげでお互い顔が見えるようになった。
「よっ、よよろしくお願いしますわ!」
(はうう。
なんて顔なの!美しすぎるわ...。反則よ!)
「うん!
これからどうすれば良いの?」
「へ?
あ、今からお父様とお母様に会いに行きますので服を用意してありますわ!
私も着替えますので着替え終わったら呼びに行きますわ。
着替えたらその部屋で待っていてくださると助かりますわ。」
(きっと素晴らしいくらいイケメンなんだわぁ。
独り占めにしたいわね。腕に抱きついて胸を押し付けてみようかしら...。)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます