このエピソードを読む
2022年6月14日 00:54
何とも言えない叙情性がある文章ですね。効果的な読ませ方ならここはもっと、と言いたくなるところは何ヶ所かあるんですけれども、どっしりと構えた昔語りを書いたのだろうとの解釈も可能ですし、萌要素の対極をいくような、人物のくたびれ方というか、背負っているものの重みの描写がまた味わい深い。計算されたわけではないでしょうが、段落ごとに一行空きのスタイルが、この文だとまた、なかなかいい間の空き方を演出しているように思います。シンプルな構造ながら、短編で「赦し」という言葉がこれほどはまる物語は、そうはないのではないでしょうか。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。子供向け昔話というよりは、話者の存在を意識して書いていたと思います。10代が読んでテンションが上がるようなお話でないのも、たしかに。(笑)
何とも言えない叙情性がある文章ですね。
効果的な読ませ方ならここはもっと、と言いたくなるところは何ヶ所かあるんですけれども、どっしりと構えた昔語りを書いたのだろうとの解釈も可能ですし、萌要素の対極をいくような、人物のくたびれ方というか、背負っているものの重みの描写がまた味わい深い。
計算されたわけではないでしょうが、段落ごとに一行空きのスタイルが、この文だとまた、なかなかいい間の空き方を演出しているように思います。
シンプルな構造ながら、短編で「赦し」という言葉がこれほどはまる物語は、そうはないのではないでしょうか。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。子供向け昔話というよりは、話者の存在を意識して書いていたと思います。10代が読んでテンションが上がるようなお話でないのも、たしかに。(笑)