姦嬲姦女学院 高等部

スペルマ

第1話 初登校 魅血流、姦道を知る

私は川原木魅血流かわらぎみちる、今日この日から、姦嬲姦カンナブリガン女学院高等学校にて高校生活を送ることになります。中学時代ろくに勉強もせずにいた私でしたが、この姦嬲姦女学院には入学する事がなんとか叶いました。

夢の女子高です、ワクワクキャピキャピと、女子高生振りかざすつもりでいます。外で見かける女子高生はいつもキラキラとしていて、あれになれるのだと思うと、体に力がみなぎってきます。

ですが、姦嬲姦女学院はどうやら世間からの評判は良くないみたいです。様々な高校の情報が載っているインターネットサイトを見てみても、在校生の声も、卒業生の声も書き込まれてはいませんでした。実の所私はこの高校の事を何も知らないのです。志望校に全て落ちた私が落ち込んでいる中、両親が姦嬲姦女学院への入学を勧めてきました。自分でも入学できる高校がまだあるのかと、驚きながらも喜んだものでしたが、パンフレットを見せられたわけでもなく、勧めてきた両親すらもどのような高校かまるで知らない有様でした。それでも女子高生になれるのならと。


ワクワクしていて忘れて随分遅れてきた不安に揺さぶられながらも、大きな校門にまでたどり着きました。随分な山奥にある女子高、黒く大きな門には、金色で姦嬲姦女学院高等学校と書かれていました。厳かな雰囲気を感じ取って額を通る汗の感覚。

辺りを見回すと自分と同じような新入生と思しき生徒達がいました。誰もが皆大きな黒い校門に圧倒され立ち尽くしていました。


ずっとそうしているわけにも行きませんので、校舎へ向かいました。それにしても巨大な校舎です。山の奥にこんな大きな高校があるとは、全く今まで知りませんでした。

校舎の色もどれもドス黒く、女子高の醸し出す甘く酸っぱいような若々しさの雰囲気は出ているどころか、刑務所すら思わせるような雰囲気でした。

どうやら辺りの生徒はどれも新入生みたいで皆あたふたしており、看板に書かれた”新入生はコチラへ”の方向を頼りに向かうばかり。


いくつもの黒い校舎を横切って迷ったりもしながらも、ようやく入学式の場所へたどり着きました。それにしても、この高校、地下もあるとは思いもしませんでした。地下3階の巨大ホールにて、入学式は執り行われるようです。

入学式と言うと普通は、並べられた数々の椅子に座って行われるものだと思いますが、それらしき椅子はどこにも無く、生徒用の椅子もなければ教員用の椅子、来賓用の椅子すらも無く、本当にここで入学式が行われるのか疑問にも思えてくるような光景でした。


皆同じような事を考えて不安がっているのか、ザワザワし出す中、突如ホールの電気が落とされ暗くなり、天井にライトが照らされました。そこには一人の人が居ました。


「私が姦嬲姦女学院高等学校校長、姦妖響皇かんようきょうこ。新入生の皆、今すぐその豚汁まみれの汚れた服を捨てい!!!!」


こ…校長…!?それに何を突然言い出すんだ…!?


「この姦嬲姦女学院は、日本の搾取され、虐げられ、無意識にも洗脳され男どもの肉人形とされていくであろう女学生を最強育さいきょういくし、今日の男が支配する世に革命を起こす為の戦乙女育成機関である!!!」


え…、いきなり何を叫んでいるんだこの校長は…!?それによく見るとあの校長…


全裸なにもきていないだ……!!!!!!!


「今までの貴様らの生き方、考えは全てここで、その薄汚れた豚共のチンポ汁拭きにしかならんようなセーラー服と共に捨ててもらう!!!!!!!さあ!!!!!!!今脱げい!!!!!!!殻を破れい!!!!!!!目覚めよ乙女達!!!!!!!」


そんな事、いくら覇気ある声で言われても……やるわけが…、そう思っていたものの、周りを見渡すと皆服を脱ぎ出しており、セーラー服上下セットで着ているのは私くらいになっていました。いくらこんな異常な光景を見せられても、そう服をこんな場所で脱いで裸になれだなんて…。


気がつくと周りの新入生は全員全裸でした。


ど…どうしよう………


「そこのボサボサ頭の生徒、いつまでその豚服を着ているつもりでいる…?お前も散々男に虐げられて来たはずだろう、今ここで変わる事で、復讐へのコマを進める事が出来るのだぞ!!!!!!!」


え…指で指されてなんかめっちゃ怒られてしまった。それに、男に虐げられて来たはずだ?何のことを言っているんだろう……。


「わ…私は男に虐げられた経験なんて…ありません…、それに、こんな場所でいきなり意味わからないこと言われて…全裸になれと言われて…なれるわけが無いじゃないですか…」


「男に虐げられた事がないだと……?姦嬲姦女学院は男からの暴行、性的暴行を受けた学生のみ受け入れる女子高だというのに、それを受けた事がないと言うようなお前が何故…?」


なんでって、こっちが聞きたいわ


「まあいい…ひよっ子共、力ずくでそのボサボサ頭のセーラー豚服を引きちぎって脱がせい!!!!!!!」


!!!!!!!


なにを!!!!!!!


周りの新入生が目を真っ赤にして私のセーラー服を素手で引きちぎっていく…私がなにをしたと言うんだ…そしてなんて高校に…入学して…しまったんだ…………。


そして私は








全裸すっぱだかになった。








「ではこれより、姦嬲姦女学院高等学校、入学式を行う。まずは姦嬲姦女学院高等学校、総姦徒そうかんと

朱里ジュリ・S・死裂シーザーの祝辞」


今度はステージのカーテンが開き、ようやく見えたのは仁王立ちしている学ランを着た大きな女子生徒だった。


「私は姦嬲姦女学院総姦徒、朱里・S・死裂、入学おめでとう新入生。君達は今日から私たちの後輩、姦嬲姦女学院の生徒ではなく、姦徒カントだ。


今の君達はただの女だ、虐げられるために使われてしまうような弱い何処にでもいる女だ。だが君達はこの三年間の高校生活で、おんなになる。

おんなとはどう書くというと、女を三つ書いて、おんなと書くのだ。


ただの女では出し得ない力を、三人分の女の力を持つおんなになる事により手に入れる事が出来る。人類の歴史はアフリカにて生まれた一人の女から始まる…女は 全ての始まり《オリジン》だ。そんな我々女が今日に至るまで 男共オスどもによる搾取を受けて来たのは、大きな男の秘密結社 マン・ゲーゲンによる支配があってのことだ。メソポタミアから今日においての長い人類の歴史の裏の立役者として、そして全ての歴史的事件の黒幕にして絶対的な地球全ての女の敵、それが奴らマン・ゲーゲン。奴らのような巨大な組織と真っ向から戦おうと画策するような輩は居なかった…、その多くは気づきすらしなかったのだ…、校長が生まれるまでは。


我々姦徒にはマン・ゲーゲンという強大過ぎる敵がいる。だが我々は立ち向かい、金玉しょうりを毟り取り、勝ち誇るのだ。


彼奴等の金玉しょうりを手に入れるために、この三年間の高校生活で多くを学んで欲しい。おんなになるための 姦道おんなみちを極め、立派なおんなになって欲しい。


これにて総姦徒、朱里・S・死裂の祝辞を終える」


パチパチ…


パチパチパチパチ…


パチパチパチパチパチパチ…


………。


パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


私もいつの間にか、無意識のうちに拍手をしていた。総姦徒の覇気によるものか、周りが全員拍手しているから自分もしなくてはいけないと無意識に体が動いたのか、どちらかは定かではないが、私も拍手し、あろうことか、泣いていた……。


「続いて校家斉唱、全校生徒、起立」


き…起立…?私たち新入生はみんな立っているぞ…?それに、先輩方の姿なんて……。

そう戸惑っていると、天井が開いた……。そこには大きな空間が広がっており、一面に学ランを着た先輩方でごった返していた。


ズワッ!!!!!!!


上から入学式を見下ろして見ていた先輩方が一斉に立ち上がった。


「校歌斉唱」



いざ行かん 日本の戦乙女 我々女こそが人類の始祖


真の平和は力で掴む 信じろ己に秘める パワー


信じるだけではいけない そうだ 自分を鍛えて 強くなれ


仲間と鍛えて強くなれ


嗚呼 姦嬲姦カンナブリガン 伝説の学び舎


嗚呼 姦嬲姦カンナブリガン全ての女の 救世主メシアなり



パチパチ…


パチパチパチパチ…


パチパチパチパチパチパチ…


………。


パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ま…またやってしまった……、また拍手してしまった………。


「閉式の言葉」


「これにて姦嬲姦女学院高等学校の入学式を終える、一同起立………





脱げい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バサッバサバサバサバサッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


天井からヒラヒラと数えきれない数の学ランが落ちて来た……


これでこの入学式会場には、全裸の おんなしか居なくなった………。


「解散、各学年は教室に戻るように。新入生は落ちて来た学ランの中から、自分のサイズに合うものを探し制服姿で10時までに教室に居るように」


えぇ…!?


おさがり……!?




こうして私の姦嬲姦女学院での高校生活が始まった。いきなり服を脱がされ、最後には先輩方のおさがりの学ランを切る羽目になる入学式があるとは思いもしなかったが、こんなものは序の口であるということを、私、私たちは知りもしなかった……。






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