松尾からすけ様の『お湯を入れる、ただそれだけ』をご紹介します

 ご紹介させていただく御作品は、こちらです。


『お湯を入れる、ただそれだけ』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888925299


 こちらは、まず淡々とした雰囲気のタイトルに目を惹かれました。

 例えるなら、冷静沈着なエリートサラリーマンという感じでしょうか。個人的なイメージですよ。


 お話を開いてみたら、熱気がこちらまで迫ってきました。

 サラリーマンが実は仮面ライダーだったくらいの衝撃でした。

 ……例えがわかりにくくて、すみません。


 書かせていただいたレビューがこちらです。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888925299/reviews/1177354054889829847


 念のため、本文を掲載いたします。



『臨場感に溢れています!


 昔、「空腹は食事を美味しくする何よりのスパイス」と、どなたかが仰っていました。

 ですが限界を越えると、我慢との戦いになってきます。

 こちらは、理性と本能の間でせめぎあう、数分間の葛藤のお話です。

 こちらをお読みになれば、『熱湯○分』の文字が、今までよりも愛しくなるかもしれません。』



 閉めた蓋からかすかに漏れてくる、食欲をそそる匂い。

 待ちきれない、ジリジリとする空気感。


 やっと待ち望んだ時間が来たかと喜び勇んだ次の瞬間──容赦ない現実に打ちのめされます。


 もともと、人というのは「待つ」という行為が我慢できるのは5分までだそうです。

 状況にもよるのでしょうが。


 自分の中で待つ時間を決めてしまうと──このお話の中では3分でしたが──それ以上は自分にとって苦痛ともいえる時間だそうです。

 それを思うと、作者様に課せられた〝あと2分〟がどれほどの苦行か……推して知るべしですね。



 限界を越えた世界に見えるものとは……?


『お湯を入れる、ただそれだけ』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888925299



 ぜひ、からすけ様のページへ足をお運びください。

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