幼稚園児も恋愛したい
宮上 想史
第1話 純粋無垢
太郎は家でソファにうつ伏せになりながら昼ドラをじっと眺めていた。
ガタンガタン、ガタンガタン
女性警官が痴漢を捕まえるために囮捜査をすることなった。
スカートスーツ姿で電車に乗り込む。
満員電車の中、男がゆっくりと女性警官に近づいて、ぴったりと後ろにはりついた。
徐々に手をお尻にもっていって、最初はごく自然に触りだす。
だんだんとすりすりしていく。
女性警官が手で痴漢の手を払いのけようとする。
そこで痴漢がスカートのジッパーを下ろして手をスカートの中へ潜り込ませた。
パンティストッキングごしの桃をまさぐりだすのを警官は必死で相手の腕を掴んで抵抗している。
テレビの画面には女性のスカートの中身が映つっていた。
太郎(なんなんだこれは……)
太郎のあそこは熱い血液が充満して、小さいながら立っていたのであった。
幼稚園にて
太郎「昨日さあテレビ見てたらさあ……」
太郎は友達のとも君にテレビで見た痴漢のことを話した。
太郎も本能的にいけないことだとわかっていたのだろう、おもちゃのお家の個室の中でこそこそと話していた。
ともくん「へー」
ともくんは特に興味なさそうだった。
お昼寝の時間
隣に仲の良い年下の良介君が寝ていた。
太郎は隣の布団にもぐりこんで良介に誘いをかけた。
「触り合いっこしようぜ」
「いいけど」
「触るのと触られる方どっちがいい?」
「触る方」
太郎は良介にちんちんとお尻を触らせていた。
子供はすぐにまねをするものである。
お昼寝の時間が終わった。
一個下の志保という発育のいい子が先生になにやら話をしていた。
「先生お昼寝の時にね、太郎くんのおふとんからちんちんとかお尻とかって声がしてたよ!」
太郎はぎくりとした。
(あいつなにいってやがんだ!!)
太郎は焦った。
どうしよう……
先生「だまってなさい」
先生は慣れたように氣にもとめていなかった。
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