第65話 サキュバス、インキュバス、インプ、グレムリン、ブラウニー
玄武の塔、謁見の間。
リビングにいたメンバーがそのまま謁見の間に来た。
ヒナ「だって初めて会う種族もいるんでしょ。見たいわよねー。」
アリア「うんうん。新しい仲間だしね。」
「別に来ちゃダメって言ってないけど。」
ヒナ「なんか場違いな感じがして、自分に言い訳ね。」
「そか。ルシーを呼ぶよ。」
皆「はーい。」
念話でルシーを呼ぶと、ルシーと数人の
ルシー「いつの間にか、結界と凄い塔が出来ててビックリしちゃった。」
「四聖獣も仲間にいたので結界を張って貰ったんだよ。」
ルシー「え!四聖獣って精霊の中でも相当上位よ。」
「眷属の精霊が進化したんだよ。」
ルシー「進化!!・・・もう驚き過ぎて声もでないわ。
はぁ。まあ、それは置いておいて。
ヒロト様、私の仲間の代表を紹介します。
皆、こちらが国王のヒロト様です。
失礼の無いようにね。」
ルシーより一族の代表と種族を紹介された。
サキュバス、インキュバス、インプ、グレムリン、ブラウニーの5人がいた。
サキラ「サキュバスの族長サキラと申します。この度は我々を向かい入れていただき、更に大変住み心地の良い場所まで用意していただき有難うございました。一族の代表をしておりますので、ご用の際はお呼びください。」
サキュバスのサキラの姿は。
胸元まで開いた露出が多く、
ボディラインを強調した、
黒革のミニのワンピース。
グレーの肌。スリムな姿態。
手足が長い。妖艶。
身長は170cmくらい。
紫の長いウェーブがかかった髪。
耳の先端が尖っている。
切れ長の目、長い睫毛、深紅の瞳。
蝙蝠の羽。悪魔の尻尾。
「あれ?ルシーもサキュバスだったよね?」
ルシー「そうよ。元族長だったわ。四天王になった時に族長をサキラに譲ったの。」
「なるほど。サキラさん、働いて税金は納めてもらいますよ。」
サキラ「『さん』は必要ございません。
呼び捨てでお願い致します。
税金の件は承知しました。
なにもせず施しだけ受ける気はありません。
ただ、働くと言ってもどういう仕事が出来るか、分からないので時間をください。」
「そうだね。時間の件は了承します。仕事はこちらのヒナに相談してください。」
サキラ「承知しました。」
「後は、もし計算、読み書きが出来ない仲間がいたら、学校を作ることにしたので通ってください。」
サキラ「承知致しました。」
インク「インキュバス族長インクと申します。宜しくお願い致します。」
インキュバスは
サキュバスの男版。
黒革の上下。
グレーの肌。スリムな姿態。
手足が長い。
身長は190cmくらい。
紫の長いウェーブがかかった髪。
耳の先端が尖っている。深紅の瞳。
蝙蝠の羽。悪魔の尻尾。
ホストになれるね。
インプル「インプ族長のインプルです。闇魔法が得意です。宜しくお願いします。」
インプは
体長は10cm。
黒い肌。赤い瞳。尖った耳。
ぽっこりお腹。
鉤のある長い尻尾。
蝙蝠の羽。
邪悪な妖精って感じ。
グリン「グレムリン族長のグリンです。宜しくお願いします。」
グレムリンは
体長50cm。
紫の肌。赤い瞳。
目は大きい。
大きく尖った耳。
長い尻尾。先端は矢印。
羽は無い。飛べない。
鋭い爪、牙。
此方は邪悪な小人かなぁ。
ブラーラ「ブラウニー族長のブラーラです。私達は家妖精と言われていて、家事全般を得意としております。宜しくお願いします。」
ブラウニーは
身長100cm。
長い茶髪。
茶色の服を着ている。
家事が大好き。
「おお!それはいいね。城に2~3人働きに来てもらえないかな?」
ブラーラ「承知いたしました。この後、3姉妹を派遣致します。」
「今直ぐに呼んで貰う事は可能かな?」
ブラーラ「問題ございません。では、呼んでまいります。」
ブラーラは謁見の間を出ていく。
俺は念話で玄武を呼んだ。
(玄武、今謁見の間に来て貰う事は出来るかな?)
玄武(大丈夫ですよ。)
玄武を召喚した。
姿を表した玄武の姿にルシー達は驚く。
「玄武、これからブラウニーが3人謁見の間に来る。その者達を城で雇う事にした。世界樹の里に入れるようにして欲しい。」
玄武「承知致しました。」
「ヒナは城に入れるようにしてね。」
ヒナ「了解。」
そこに3姉妹を連れてブラーラが戻ってきた。
同じ顔、同じ服の3人のブラウニー姉妹。
ブラリリ「長女のブラリリです。宜しくお願いします。」
ブラルル「次女のブラルルです。宜しくお願いします。」
ブラロロ「三女のブラロロです。宜しくお願いします。」
「ヒロトだ。城の家事全般をお願いしたい、宜しく頼む。」
3姉妹「はい!承知致しました。」
「見分けがつかないと何かと困る事もあるだろう。
ヒナ、3色のヘアーバンドをDP交換で出してくれ。」
ヒナ「はーい。」
ヒナは、ピンク、水色、黄緑のヘアーバンドを出した。
ピンクをブラリリ、水色をブラルル、黄緑をブラロロに渡した。
「これをつけていてね。」
三姉妹「「「わあ、有難う御座います。」」」
喜んで貰ったようだ。
「玄武、この三人だ、宜しく。」
玄武「承知しました。」
玄武は3人のブラウニーが結界を通過出来る様にした。
ヒナ「城に入れるようにしたよー。」
「有難う。」
「ルシー、以上で謁見は終了で良いかな?」
ルシー「うん。顔合わせと挨拶だけだから、今日のところはこれでいいでしょう。」
婚約者達と、ブラウニー三姉妹を連れて城に戻った。
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