2019/06/19『幼女戦記』2話

 ねむみとの死闘を毎日繰り広げているわけですが、基本的には勝てません。

 なぜ昼に眠くなり、夜に元気になるのか?

 人はなぜねむみとの戦いを強いられなければならないのか。

 いつ終わる? なぜ抗う?

 眠らなければ生きていけないのに……


 次回、「はよ寝ろ」


 君は刻のねむみを見る。

 終わりません。


 他の作品では第1話で語られていた転移前のストーリーが、幼女戦記では2話で語られています。

 理由は(おそらく)主人公のビジュアルが大きく変わるため、先に現世での姿を見せてしまうと混乱しかねないから、でしょうか。

 具体的な罪を犯したのならともかく、内心の問題にまで突っ込んでくる存在Xは最悪ですね。だから造物主は信用できないんですよ。(労働も発明したし)


 ともあれ、転生モノ特有の産まれてからストーリーがはじまる地点までの描写がテンポ良く語られていきます。一応はターニャの行動原理としての存在Xが示されていますが、これはあくまで原理としての提示であって、『オバロ』と違ってミステリー的な仕掛けとしては強調されない感じですね。

 時間をたっぷり取ってドッグファイトが見せ場になっており、空中で殴ったり蹴ったり装備パージしたりするのがよかったです。

 アクション的な仕掛けとしては、この世界では魔術師が航空戦力として機能しているわけですね。爆撃用途には使えないのか、お互いの魔術師を警戒しているのか、何か理由があるんでしょうか。

 理由と言えば、ターニャが1話で魔法の詠唱(?)をするときに神の名を口にしていたのも何かしら(おそらく皮肉的な)理由があるんでしょうか。1話で語るには飛ばし気味の展開だったので、続きを楽しみに見ます。


現在の体重:75.7kg

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