2019/6/10『オバロ』1話

 汗だくでこのテキストを書いています。背中にシャツが張り付いています。せめてこの企画を始める前に髪を切るべきだった。ひいひい。

 23分間足を動かし続けるだけでこんなに汗を掻くとは、ふだんどれだけ体を動かしていないかわかろうというものです。

 自分の小説で「一晩中歩いた」とか平然と書いていましたが、大変なんだなあ。(感想)

 一般的に運動をしてエネルギーを消費する際、減る体重の半分以上は水分らしいです。ということは、かいた汗と同じだけ脂肪も燃焼している! はず! 信じよう!


 ところで、アニメの感想を書くに当たって、この形式の致命的な弱点に気がつきました。

、見ている間ずっと体を動かしているので、メモを取ったり気になったところを書き留めたりすることが一切できません。

 というわけで、本稿の感想はすべて一話見おわったあと、お風呂が沸くのを待ちながらアニメの内容を思い出して書いています。記憶力のトレーニングにもなりますね(ポジティブシンキング)


 そういうわけで、描写の解釈間違いなどが多分に含まれると思います。


 ともかくいってみましょう。

 初日は、『オーバーロード』第1話を見ました。


 序盤のごくわずかな描写を除いて主人公・モモンガに寄り添った視点で描かれるので、決定的なコトが起きた時の狼狽ぶりが真に迫っていたのがとてもよかったです。

 ……この人(人?)、「モモンガさん」なんですね! アインズさんなんだと思ってた!


 前半の鬱屈した雰囲気と、異常事態が起きてから「どうにかしないと」という考えと同時に「もしかしたらより『良い』状態になったのでは?というじゃっかんの興奮が入り混じった雰囲気の対比がとてもよいです(直接的にセリフで描写されるのはごくわずかなのがまたいいです)。


 全体的に、少々古めのファンタジーを意識したビジュアルデザインが、あくまで導入はゲームですよ、という設定を通すことでイヤミなく堪能できるのも楽しいです。

 うわーまったく意味なさそうなところにまったく意味なさそうな宝玉がついてるー!(歓喜)


 モモンガ様があんまりにも孤独(少なくとも彼の主観では)な一方で、「自分が気丈に振る舞わなければ」という部分で精神を保っていて、その一点で緊張感が保たれているのも非常によかったです。

 内面と外面のギャップは笑わせどころのコミカルなポイントでもあるんですが、それよりも「自分と対等な相手がいない状態でのロールプレイ」というのが面白いです。誰かに対して見せるためではなく、自分自身のためにキャラクターを演じているんですね、彼は。


 あと、やっぱり視聴者の意識を引きつけるにはおっぱいですよね! 今後もおっぱいは重要な象徴になるのではないでしょうか。間違いないですね。ストーリーの重要ポイントで示されたシーンは後でまた使われるのが定番ですからね。これをリフレインと言います。最低三回のリフレインで視聴者にはストーリーの情景が定着すると言われていますから、きっとまた重要なシーンでおっぱいのリフレインがあるのでしょう。(早口)


現在の体重:76.9kg

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