第111回:舞台が違えば(補講)

今回も補講ネタ+さっくり終了系+フリーダムトーク。


・舞台が違えば

 分かりやすい事例を出すと作品間コラボが分かりやすいと思います。スーパーロボット大戦にも参戦歴がある『コードギアス』が『グランブルーファンタジー』に参戦して衝撃を与えたのは記憶に新しいでしょう。


 グラブルですので、今までコラボした作品は等身大作品がメインです。制作会社が違う様な『ふたりはプリキュア』とコラボしたり、ゲーム作品では『ストリートファイター』や『ペルソナ5』ともコラボしていたり。しかし、ロボット作品でグラブルに来たのは、召喚石扱いだった『Z.O.E.』のジェフティ及び『サクラ大戦』と少なめです。でも、グラブルにはロボのキャラがいたり、それ以外にもメカは存在するので、違和感があるようなコラボと言う訳ではありません。


 それ以外にも騎空団のメンバーにサンライズ繋がりの『ラブライブ!』及び『ラブライブ!サンシャイン!!』もいます。それ位、スパロボとグラブルではフィールドが違いますよね。ファンタジーな舞台はスパロボにもあったので、この場合は等身大メインかロボメインかと言う話になります。


 それを踏まえて、本題。同じ物を題材にしたとしても、Aと言う作品とBと言う作品では扱いが異なるのは目に見えています。つまり、何度も言及した『ジャンルAやジャンルBで被っても~』の繰り返しになりますが、同じ作品とコラボしても立ち位置が変わる作品があるので、全く同じは滅多にあり得ないと言えるでしょうか。ピクシブの二次創作だと「被っちゃった結婚」のような事例は複数あるかもしれません。しかし、一次創作で本当に宝くじに当たるような確率の題材や展開、それこそ話のテンポで被るパターンはあるのでしょうか?


 意図した盗作等でもない限りは……ジャンル自体が被らないと考えて、題材が少し被った位では筆を折らないで応用できる位の精神力を身に付けましょう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る