第87回:格ゲーとイースポーツ

今回はメタ発言な講座です。色々とメタ発言もありますが……そこからWEB小説のネタになるような題材を拾っていただければ、と思います。


・イースポーツと格ゲー

 ここであえて専門用語的な解説は行いませんので、各自検索で。イースポーツ自体は2018年の流行語大賞にノミネートされた事もある為、記憶している人はいるでしょう。


 皆さんもテレビでイースポーツを取り上げている番組があるのは、調べれば分かると思います。しかし、ジャンルとして多いのはどれだと思いますか?


 リーグオブレジェンド(LOL)に代表されるMOBA、ドン勝ことPUPGやオーバーウォッチに代表されるFPS、ぷよぷよのイースポーツ対応版が出たのも記憶に新しいパズル、様々なジャンルがありますが盛り上がりが非常に高いのは海外でもEVOという大会が行われている格ゲーでしょう。イースポーツが本格的に拡散する前からこの盛り上がりなので、レベルが違うのかも。


 リズムゲームの方はメーカー間で足並みがそろっていなかったため、大会自体もゲーセンローカルな気配も多く……と言うか、当時にゲーセンでリズムゲームを出していたのがコナミオンリーに近いので。

(そのコナミはトップランカー決定戦等も開催しておりますが……)


 格ゲーのこれからとしては、キャラクターやストーリーよりも対戦ツールとしての要素も必要となってきます。過去にはゲームバランスは二の次な『わくわく7』のような作品が出てくる事は……非常に少なくなるでしょう。


 格ゲーとイースポーツが切り離せないほどに強力なパイプラインを完成させつつあるのは、こうした盛り上がりに対してメーカーや様々な企業も注目しているからなのかもしれませんね。

(その数パーセントだけでもリズムゲームに……と思ってしまいますが)


 WEB小説でも、ある程度のジャンルが盛り上がればそのジャンルだけに集中するのは、既に事例もあるので分かりますね。その盛り上がりを別ジャンルへ持ち込むためには……それなりのユーザーに訴えかけるようなインパクトを残せるかが重要です。一発ネタの異世界転移や異世界転生では、モチベも続かないかもしれません。そこが……重要となってくるかもしれません。

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