異世界で最強になったけど力も素早さも魔力も防御もいらなかったんだ
イタチキツネ
第1話バイバイ日本、そして世界
俺の名前は神藤巧【しんどう たくみ】
一般的にいう普通の高校二年生だ
さて 突然ですが俺は今どこにいるでしょうか?
え?分からない
では正解を発表しましょう。
天国でした。
景色は真っ白で翼を生やした美少女達が優雅にハープを奏でていた。
俺は反射的にここが天国だと理解して
「え?」
反射的に理解不能を表す声を漏らした。
慌ててもう1度周りを見渡し後ろに振り返った瞬間
周りは何も無い真っ白な空間に変わっていた。
そんな中俺の頭の中には女の声が響いていた
「あはははははははは!!」
可愛らしい声だったが何だか馬鹿にされているような気分だ。
俺は状況を把握するため声の主に聞く
「だ、誰でゃ!!」
噛んだ!こういう時1番噛んじゃだめな展開なのに!
「ふふっ神様でーす!!」
かみ……さま……?
展開が唐突すぎる。 すぐに俺の脳は考えるのをやめそうになった。
「じゃーいってらっしゃい!!」
自称神様の笑い声とともに俺の意識は遠ざかっていく
「これ夢か……」
意識がなくなっていく中でようやく俺は納得のいく思考にたどり着いた。
「夢じゃないよ。」
意識が消える寸前やけにはっきりと聞こえた言葉
その言葉の真偽を俺はすぐに理解するだろう。
異世界転生、楽しいよなぁあれ
夢みたいな美少女と恋をして陽気な仲間と世界を冒険する。
出来れば……もう少しこの夢が続いていて欲しかった。
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