主人公のキャラが独特!凄腕の剣士だと思って読み進めたら、あれ?と驚くことになる。傍目には、どう考えてもハーレム主人公に違いないのに、どうにもそういう方向へはあまり行きそうにないところも面白い。物語は、ファンタジーな世界だけれども、完全に謎解きミステリーもので、文章のあちこちにヒントがちりばめれており、推理しながら読むのが楽しい。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(184文字)
終盤、珍しく時を忘れてストーリーにのめり込んでしまいました。続きが読みたいです...(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
作者さんの書かれてる通り、必殺シリーズが好きなら一読の価値あり。玉石混淆のなろう・カクヨム界隈にあって、きちんとした日本語で書かれた至極真っ当な小説であります。て言うか、ここまで設定や言葉遣いを江戸前に寄せるんなら作者さんにはいっそ、異世界じゃなくストレートに舞台はお江戸、主水や斬九郎やもっこり半兵衛みたいな昼行灯の凄腕おっさんを主人公にした時代小説を書いてみて欲しいです!笑