第4話 赤ずきん~終わり♪~
「花畑ですることじゃねーだろうが‥!‥///」
オレは悪態を付きながら、服のボタンを閉めていく。
「ごめん、ごめん。赤ずきんがかわいすぎて、つい♪」
「ったく!」
母さんのいう通りにしておけば良かった‥
そして、赤ずきんはオオカミさんと一緒におばあちゃん家に行きました。
おばあちゃんの家に着くと、赤ずきんはドアを勢いよく蹴飛ばしました。
ドゴゴ!!
赤ずきんが蹴ったドアは壁をぶち破ってどこかに飛んで行きましたw
「ばあちゃん、来たよ~」
「おやおや、赤ずきんかい。
玄関のドアを吹き飛ばしちゃダメだよ」
「だって、メンドクセーもん。じいちゃんは?」
「熊狩りに行ったよ」
「へぇーオオカミ連れてきたけどいい?」
「オオカミだって?!」
おばあさんはびっくりしました。
「おーい!オオカミ!」
「あ、ごめん、ごめん。今日の晩御飯考えてて」
「食べるなよ!?」
「うん、ぼくが食べたいのは赤ずきんだからね♪」
そう言うとオオカミは赤ずきんにキスをしました。
「おまっ‥!ばあちゃんの前で何すんだよ!?」
「良き(^q^)」
「ばあちゃん!?」
おばあちゃんは腐女子になりましたww
「wwじゃねーよ!?」
「‥お腹すいたな~、おばあさん、キッチン貸してくれない?」
「いいよ」
「ほら、赤ずきん作って?」
「えっ!オレが!?」
「うん♪」
「オオカミの方が料理うまいじゃん!」
「赤ずきんの料理が食べたいんだよね」
どうしよう‥オレあんまり料理できないんだけど‥
「お、オオカミは何が食べたい?」
「うーん、赤ずきんが作ったものなら何でも食べたいなぁ~」
余計困る!
もう、得意なやつを作るしかない‥!
~30分後~
「出来たぞ‥」
「これって‥おにぎりと卵焼き‥」
「文句があんなら食べなくていいからな!」
「食べるよ♪」
5分もしない内におにぎりと卵焼きがなくなってしまいました
「いや、オレの分は!?」
「ごめん、おいしくて全部食べちゃった♪」
「‥オレのおにぎり‥グスン‥」
「‥!?ごめん!次はぼくが作るから!だから泣かないで‥!」
「じゃあ、早く作れ‥」
「うん!」
~20分後~
「はい!出来たよ♪」
「‥どうしたら20分でフルコースが出来るんだよ‥」
「料理は得意だからね♪」
「得意ってレベルじゃないだろ‥」
~30分後~
「おいしかった、特にデザートのパフェ‥」
「赤ずきんの好きな苺たっぷり使ったからね♪」
「ありがとうな‥///」
「うん♪」
「じゃあ!ばあちゃん、オレ達そろそろ帰るから」
「そう、バイバイ。また来てね」
「うん!」
~帰り道~
「また、赤ずきんの料理食べさせてね」
「‥今度な」
そんな会話をしていると、
「時間がヤバい!遅刻しちゃう!!」
「待って!ウサギさん!!」
「アリスじゃん。何やってんだ?」
「さぁ?そんなことより赤ずきんのことまた食べたいなぁ~」
「え‥///」
終わり
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